VCV Rackの使い方 DAWからVCV Rackをエフェクトとして使う方法

Modular
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概要

Chillout with Beats の yosi です。

ボスが強すぎてダメージを負った為、少しブレイクです。
(ラスボスもかなり強そうですし)

DAWからと言ってもお馴染みFLStudioです。

ただ、他のDAWでも大して変わりませんので、読み替えて頂ければと思います。

基本的な設定などは以下の記事を参考にして下さい。

無料で使えるVCV Rackの使い方①インストール方法と音出しまで
無料で使えるVCV Rackの使い方をシリーズで紹介します。 1回目はダウンロード方法とインストールしてから音出しまでを解説しています。

FLStudioからVCV Rackをエフェクトとして使う方法

DAWとVCV Rackを連携するならエフェクトの方が使い道が多いと思います。

と言うのもInstruments系だとどうしても始まりや同期の問題があり面倒です。
(同期はもちろん出来るのですが、基本VCV Rackから音が出っ放しでイラっとします)

FLStudioの設定

エフェクトに「VCV Bridge」をインサートします。

「edit」から「Processing」の「Make bridged」をチェックします。

VCV Rackの設定

VCV Rackを起動します。

「Audio」モジュールを追加します。画面上部をクリックするとAudioDriverが選択できますので「Bridge」をクリックします。

次のAudioDriverの下の「Audiodevice」をクリックし、「Port 1」をクリックします。このPortはFLStudioのVCV-Bridgeで設定しているPort番号に合わせます。(デフォルトは1です)

あとはエフェクトとなるモジュールを追加すればOKです。

今回は例としてAudible InstrumentsのResonatorを追加します。

Resonatorについては以下の記事を参考にして下さい。

無料で使えるVCV Rackの使い方⑪Resonator
VCV Rackの記事第十一回目です。 前回の記事はこちら 前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。 今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。 (いつになったら他のモジュール紹介すんだ...

ステレオにしたいので、Resonatorを二つ追加します。

あと、必要に応じてLFO等を足して下さい。

ステレオの場合二つのノブを動かす必要が出てきてしまうので、Mixierなどで二つを一つにまとめてコントロールできるようにするととても便利です。

Mixierについては以下の記事を参考にして下さい。

無料で使えるVCV Rackの使い方⑮Mixer
VCV Rackの記事第十五回目です。 前回の記事はこちら そろそろまとめページを用意しないと。 前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。 今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。 M...

これで準備が出来ましたので、適当なオーディオを流してみて下さい。

上のモジュールで鳴らしたのがこれです。前半はDryで途中からWETのみにしています。
なんとも言えないモジュレーションが出来上がります。

もう一つ作りました。

こちらはMeta Modulatorを2つ使って二つのオーディオをミックスしています。

そしてTidal Modulatorを使って変則的なLFOを出力してMeta Modulatorのアルゴリズムを変更しています。

この時Utilitiesを使って片方のLFOを反転させています。(Scope参照)

 

Meta Modulatorの解説はこちら

無料で使えるVCV Rackの使い方⑩Meta Modulator
VCV Rackの記事第十回目です。 今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。 Audible Instrumentsのモジュールはどれも音カッコいいけど、もう難解過ぎんねん! 思う浮かぶので...

Tidal Modulatorの解説はこちら

無料で使えるVCV Rackの使い方⑧Tidal Modulator
VCV Rackの記事第八回目です。 前回の記事はこちら 前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。 今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。 Tidal Modulator(Tides...

Utilitiesの解説はこちら

無料で使えるVCV Rackの使い方⑭Utilities
VCV Rackの記事第十四回目です。 前回の記事はこちら 前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。 今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。 サラッといきます。 Utilities(...

まとめ

如何でしょか。

かなり簡単に普通のVSTでは得られない効果が簡単に作れます。

明日はラスボスに挑みます。

 

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