無料で使えるVCV Rackの使い方⑭Utilities

Modular
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概要

Chillout with Beats の yosi です。

VCV Rackの記事第十四回目です。

前回の記事はこちら

無料で使えるVCV Rackの使い方⑬Multiples
VCV Rackの記事第十三回目です。 前回の記事はこちら 前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。 今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。 最近色々検索していると実物の...

前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。

今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。

サラッといきます。

Utilities(Kinks)

今回も理屈は簡単だが、使い道はかなり多いかと。

SIGN SECTION

1.インプット

2.反転出力です。 典型的なCVアプリケーション(エンベロープまたはLFOの方向を反転する)のほかに、インバーターはVCO出力から面白い波形を作成するのに役立ちます。 たとえば、従来のアナログVCOの正弦波出力を反転して、のこぎり波(または三角波)の出力とミックスします。 これはノコギリ波(または三角波)の波形の基本周波数を減衰させて、より鼻に近い音を作り出すのと同じです。

3.半波整流出力です。 信号の負の半分は0Vにクリップされます。 これはオーディオ信号に多くの倍音を加えることができます。

4.全波整流出力です。 信号の負の半分が反転します。 正弦波や三角波のような対称波形では、これは信号の周波数を2倍にします(「オクターバー」効果)。 もう1つの興味深いアプリケーションは、ランダム信号を量子化器またはデジタルVCOに送信する前に前処理することです。これらの中には、負のCVを処理しないものもあります。

モニタリングLEDは入力信号の振幅と極性を示します。

ポイント

言葉だけだと判り辛いので、画像を用意しました。

それぞれLFO(サイン波)を入力した結果です。

一番左はオリジナルのLFOと2.です。反転しているので、ちょうど真逆になっています。

LOGIC SECTION

論理ORゲートの動作を覚えておいてください。2つの入力のうちの1つがハイレベルにあるときはいつでも、その出力はハイレベル(たとえば+ 5V)にあります。 この規則を別の言い方で表現することができます。出力は2つの入力のうちの最大(最大)です。 これはまさにアナログOR回路(最大回路またはピーク回路とも呼ばれる)が行うことです。2つの入力電圧の最大値を取ります。 これらの電圧がデジタル信号の場合(例えば、ローレベルの0Vとハイレベルの5V)、この回路はデジタルORゲートと同じ動作をします。

1.2.に正規化された信号入力。

3.アナログOR信号(最大、ピーク)。

4.アナログAND信号(最小、谷)。 モニタリングLEDは、2つの入力信号の合計の振幅と極性を示します。 いくつか興味深い所見があります。

入力は0Vに正規化されているため、ケーブルを一方の入力にのみパッチすると、MAXは波形の正の半分を出力し、MINは波形の負の半分を出力します。
もちろんデジタルトリガ、ゲート、またはクロックを操作するためにこれらを使用することができます。
オーディオレートの信号では、結果として得られる波形は、リングモジュレータで得られるのと同じ種類の非調和部分音とサイドバンドを持ちます。
古典的な「Buchlaesque」アプリケーションは、さまざまなADエンベロープまたはトライアングルLFOを組み合わせて非常に複雑な形状を作成することです。
もう1つの興味深いパッチは、遅いLFOを使用して三角波または正弦波をクリップすることです。これは、PWMのような効果を生み出します。

ポイント

こちらも言葉だけだと判り辛いので、画像を用意しました。

LFO(サイン波)をINAにだけ入力した結果です。

LFO(サイン波)をINA、LFO(矩形波)をINBにだけ入力した結果です。

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S&H AND NOISE SECTION

TRIG入力でトリガが受信されるたびに、出力電圧は入力電圧の値を取り、TRIG入力で新しいトリガが受信されるまでこの電圧を保持します。

1.ホワイトノイズ発生器に対してノーマライズされた信号入力。

2.トリガー入力 鋭い立ち上がりエッジを持つ信号が必要です(クロック/ゲート/トリガジェネレータ、方形LFOまたはVCO)。

3.ノイズジェネレータ出力

4.出力をサンプリングしてホールドします。

モニタリングLEDは、出力信号の振幅と極性を示します。

トリガ入力信号が急峻な立ち上がりエッジを持つことが重要です。モジュールはその値ではなく、信号の傾きに敏感です。 S&HをトリガーするためにスローサインまたはトライアングルLFOを使用することは不可能です(もちろんそのような信号はIN入力を通してサンプリングされてそれらを狂った階段に変えることができます)。トリガ信号は最大10kHzになる可能性があります。INに送信されるオーディオ信号にエイリアシングを追加するために、高ピッチの方形VCOをTRIG入力にパッチしてみてください(「ビットクラッシュ」)。

この回路はアナログなので、出力電圧を無期限に保持することはできません。出力電圧は、毎秒0.8mV(1セント)未満のレートで0に向かって非常にゆっくりと減少します。

IN入力に信号がパッチされていない状態でTRIG入力にクロックまたはトリガを送信すると、階段状のランダム信号が生成されます。出力レベルは、半分以上の時間、出力値が-2Vから+ 2Vの間になるように調整されます。非常にまれに、-5Vより下または+ 5Vより上になることはほとんどありません。

NOISE出力は、S&H回路とは無関係に使用できます。

ポイント

これ関してはかなりマニアックなやつです。

1.はLFO等を入れ、2.にトリガーを入れるとシーケンスを出力出来ます。

2.はトリガーを入力するとそのトリガータイミングでINの入力電圧の値を4.から出力します。

トリガーのタイミングと入力の値で4.の出力が決まり、次のトリガーが入力されるまでキープし続けます。(アナログ回路の場合は少しずつ0に向かうそうですが、デジタルなのでそういった動作はしないようです。)

またINに何も接続しない状態でトリガーを入力するとランダム信号が生成されます。

ランダムの信号が欲しい時に使えます。

まとめ

モジュラーで色々していると、色々なLFOが欲しくなります。特にサイン波でマイナス部分は0と言ったパターンとか。

それが簡単に作れるのは良いです。

あとホワイトノイズが出力出来るのも素晴らしい。

Utilitiesはかなり地味ですが、めちゃめちゃ使えるやつですね。

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