Voltage ModularをReaktorとMIDI連携する方法2

2019 09 02 23h44 58 Modular
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Voltage ModularをReaktorとMIDI連携する方法2

Chillout with Beats の yosi です。

本記事は有料のReaktorとVoltage ModularのCoreLibraryが必要です。

CoreLibraryはまだセール中です。

今回はReaktorUserLibraryのeuclideanリズムを採用したモジュールを使い、Voltage Modularを鳴らします。

Voltage ModularをReaktorとMIDI連携させる2

連携方法は前回の記事を参考にして下さい。

Rektor側の設定

euclideanのパッチのダウンロード

まずRektorUserLibraryでeuclideanのパッチを探します。

基本的にどれをダウンロードしてもGateをMIDI OUTに送るだけなので簡単です。

本記事ではEuclidean Gatesを使います。

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ファイルをダウンロードして解凍後に「Euclidean Drums.ens」をReaktorにドラッグアンドドロップで開けます。

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MIDIのポート設定

歯車アイコンから以下の画面を表示させて「MIDI」の「Output port」を設定します。
この番号は何番でも構いませんが、次の手順で設定する「Voltage Modular」の「Input port」の番号と同じ番号にします。

以下の例では0番を指定します。

2019 09 01 15h43 49

 

MIDI OUTの追加と結線

画面上部の「EDIT」をクリックします。

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前回同様「MIDI OUT」を追加します。

2019 09 02 22h15 40

「MIDI OUT」が追加されました。

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合計4つMIDI OUTを追加するので、ラベルを変更しておきます。

赤枠部分をダウブルクリックで変更出来ます。
2019 09 02 22h38 19 1

「EDIT」をクリックしてStructureを表示します。

2019 09 02 22h16 22

まずはKickからです。

Kickに接続されているGateをMIDI OUTに接続します。

「AccentGate」が「Niji Kick」につながっているのが判ると思います。

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以下の様に「AccentGate」を「MIDI OUT」の「Gate」に接続します。

2019 09 02 22h40 27

 

Voltage Modularの設定

Voltage Modularを読み込みます。

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MIDIのポート設定

歯車アイコンから以下の画面を表示させて「MIDI」の「Output port」を設定します。
この番号は何番でも構いませんが、次の手順で設定する「Voltage Modular」の「Input port」の番号と同じ番号にします。

2019 09 01 15h46 53

以上でReaktorとVoltage ModularのMIDIがつながりました。

Kickで使うモジュール

Kickで使うモジュールは以下の通りです。

・MIDI INPUT
・MIDI CHANNEL FILTER
・Transistor 909 Kick
・CONSOLE MIXER
結線は以下の通りです。

2019 09 02 22h49 30

簡単に解説します。

ReaktorのMIDI OUTからGateが「MIDI CHANNEL FILTER」に入ります。

Kickだけだと問題ないのですが、スネアとハイハット(オープンとクローズ)を追加するとチャンネルを分ける必要がります。
(MIDIノートで分けても良いのですが、Reaktorにあまり手を入れない方が難易度が低い為)

「MIDI CHANNEL FILTER」を通るとチャンネル1だけの情報が「MIDI IN」に入ります。

「MIDI IN」の「GATE」を「Transistor 909 Kick」に入れればKickが鳴る仕組みです。

あとは「Transistor 909 Kick」の「OUT」を「CONSOLE MIXER」に入れ、「OUTPUT」を「MAIN OUTPUTS」に接続すれば音が出るはずです。

では残りのスネアとハイハットも追加していきます。

こちらは動画を用意しました。

ポイントはReaktorの「MIDI OUT」のチャンネルを分ける所です。

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そしてVoltage Modularは「MIDI CHANNEL FILTER」でチャンネル毎に「GATE」を出力させることです。

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これ鳴らしても正直あまり面白くないです。

全然モジュラーの意味ないですし。

と言うことで、LFOを足したらどうなるかやってみました。

LFOの足し方は動画内を参照してください。(簡単です。)

 

Voltage ModularをReaktorとMIDI連携する方法2まとめ

少し残念なのはVoltage ModularのドラムモジュールにCVでコントロール出来るパラメータが少ない所です。

少し大掛かりになりますが、普通のオシレーターからドラムの音を作ってCVコントロールした方が面白そうです。

あとはReaktorUserLibraryには恐ろしい程パッチがありますので、ジェネレーター系を使ってVoltage Modularを鳴らすと面白そうです。(普通のシンセをなしても面白いでしょうね)

色々試して面白いのが出来たら記事書いてきます。

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