AudioDamageさんの無料になったレガシープラグインの中からおすすめを紹介していっています。
ttps://chilloutwithbeats.com/audiodamage-bitcom-intro/
今回はBasicです。
Basicはその名の通り基本的な機能を備えたシンプルなシンセです。
クラシックシンセの王道ともいえる3VOC構成で、シンセを学びたいという方にピッタリです。
そもそも作られた目的が教育用という事もあり、理解し易い設計になっています。
Basicは3OSCのサブトラクティブ・モノシンセで、主に教育市場やe-musicを始めたばかりのミュージシャンのために作られました。私たちは、初心者や学生でもすぐに使えるような、わかりにくく無駄な機能を省いた高品質の商用製品が明らかに不足していると感じ、Basicを作りました。
Filterは2基直列で搭載されていますが、1機目のCuttoff出来る周波数帯が絶妙に制限されています。(1機目のCuffoffを最小にしても10kHz位までしかカットしない)
ですから2つのFilterを使って音作りが出来るように設計されている訳です。
欠点はVST3に未対応という事とGUIサイズの変更が出来ないので高解像度のモニターを利用している方だとGUIの表示が小さいという所です。
ちょっとプリセットを鳴らしてみました。
エディットしてみました。
使い易いですし、Filterが良い感じですね~
概要
Basicは、Mac OS XおよびWindows用のシンセプラグインで、VSTおよびAUプラグインフォーマットに対応しています。
少し前のことですが、地元の大学の音楽学部の部長と話をしていて、教育市場向けに市販されている低価格の3オシレータの減算式モノラルシンセがないことを嘆いておられました。シンセのプラグインには事欠かないのに、このような見落としがあることに私たちは戸惑いました。
そこで、市場調査をしてみたところ、彼の言うとおりでした。その結果、すべてのシンセサイザーは、クラシックなシンセサイザーを忠実に再現し、その欠点や奇妙なUIはそのままであるか、あるいは、あらゆる機能を備えたモダンなシンセサイザーのどちらかであることがわかったのです。私たちは、古典的な減算方式のスタイルを踏襲した、安価でシンプルな3-oscモノシンセという課題に取り組むことにし、Basicがその成果です。
使いやすさ、低コスト、シンプルさを念頭に置きながら、アグレッシブなトーンと自己共振フィルターを備えたパワフルなモダンシンセサイザーエンジンの前にパネルを置いて、押せば叫ぶような音を出すことができます。すべてのエレクトロニック・ミュージシャンが、Basicの居場所を見つけることができると確信しています。
特徴
- エイリアスフリーのウェーブテーブルオシレーター3基(各6波形)、オシレーターシンク。
- MS20スタイルのローパスとハイパス、そして独自にデザインしたバンドパスのカスケード・フィルター。
- ウェーブシェイパー付きの4波形のテンポシンク可能なLFO
- 振幅とフィルター周波数のADSRエンベロープ
- ユーザー定義可能なソフトサチュレーション
- Minimoog、SEM、MS20などのヴィンテージ・アナログ・シンセのクラシックなトポロジーにインスパイアされながら、現代的な使い勝手を備えた、シンプルでわかりやすいワークフロー。
- タッチスクリーンフレンドリーで視認性の高いユーザーインターフェイス。
- DRMフリーで、インストールやアップデートが簡単。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、少しスクロールすると見える「Basic」をクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
WinだとVST2版のみなので、フォルダの指定が必要です。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
追加プリセット
元々47のプリセットを内蔵していますが、追加プリセットがKVRさんに有志の方がアップでいています。(要ログイン)
プリセットの開き方
レガシーなのでプリセットを読み込むのが結構面倒で1つずつ開く必要があります。
ダウンロードしたプリセットは適当な場所に解凍しておきます。
「Basic」の画面上部の歯車アイコンから「Presets」の「Load…」をクリックして解凍したプリセットファイルを選択します。
これでプリセットが読み込まれます。
(1つずつ読み込むしか方法が無さそうです)
まとめ
使い易いシンセですので、音作りの基本を学びたいという方にはピッタリかと思います。
シンセを学ぶなら個人的にはバーチャルモジュラーが一番だと思いますが、少しハードルが上がってしまうのも事実です。
あとBasic使い易い音がすぐ出ますので、実際に使いながら、曲調に合わせて音を修正していけます。
コメント
災難でしたね。故障しないよう祈っときます。
Apollo Twin熱いからカフェラテの水気も飛ばしてくれますよきっと!笑
安心ノイズさん
コメントありがとうございます!
ほんと故障していないことを願うばかりです。
いつもはApollo Twinの場所とは異なる所にコップをおいているんですが、猫がコップの近くでゴロゴロしていたからコップ移動して猫と遊んでたら倒しちゃいました。
何回かコップ倒しているので、蓋付きのコップでも買おうと思います。