AudioDamageのGrindがレガシープラグインとして無料配布開始
なんと普通に販売されていたAudioDamageのGrindがレガシープラグインの仲間入りし、無料となりました。
ただしGrindに関してはVST3に対応していて、GUIサイズ変更可能です。
今後アップデートしないということで、レガシー化されたのだと思います。
AudioDamageさんは他にも大量にレガシープラグインが無料でダウンロード可能です。
過去紹介しているプラグインはこちらです。
![【無料】AudioDamageのXYZパッドを搭載したFilterプラグインDr. Deviceの紹介 2 2022 06 19 02h21 15](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-19_02h21_15-320x180.png)
![【無料】AudioDamageのニューロン・シーケンサーを搭載したドラム音源Axonの紹介 3 2022 06 16 02h34 49](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-16_02h34_49-320x180.png)
![【無料】AudioDamageのシーケンサ付きビットクラッシャーBitcomの紹介 4 2022 06 15 01h43 32](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-15_01h43_32-320x180.png)
![【無料】AudioDamageのレガシープラグインリズミックゲートBigSeq2の紹介 5 2022 06 11 04h03 21](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-11_04h03_21-320x180.png)
![【無料】AudioDamageのレガシーマルチエフェクトAutomatonの紹介 6 2022 06 10 02h28 08](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-10_02h28_08-320x180.png)
![【無料】AudioDamageのレガシープラグインReplicantの紹介 7 2022 06 08 00h44 45](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-08_00h44_45-320x180.png)
![【無料】AudioDamageの加算合成シンセPhosphorの紹介 8 2022 06 01 04h13 29](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-01_04h13_29-320x180.png)
![【無料】AudioDamageの初心者におすすめのシンプルなモノシンセBasicの紹介 9 2022 05 29 13h33 03](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-29_13h33_03-320x180.png)
![【無料】AudioDamageのレガシードラムマシンTattooの紹介 10 2022 05 26 02h58 10](https://chilloutwithbeats.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-26_02h58_10-320x180.png)
なおもう古いですが、レビューも書いていますので、こちらも見てみて下さい。
音デモ
プリセットをベースの音で鳴らしてみました。
結構低音なので、Dryの音が低音再生出来るデバイスでないと、あまり鳴っている感じしないかもしれません。
Grindは歪の量だけでなく、質も簡単に変えられるのが素晴らしいです。
BassやKickに良いですね。
概要
オーディオ戦争の真のパワーハウスであるGrindは、Audio Damageに “ダメージ “を与えます。微妙なチューブスタイルのサチュレーションから、完全に混乱したウェーブテーブルディストーションまで、ADはGrindがサウンドデザインのスイスアーミーナイフであると言います。
Grindは3つの主要なブロックで構成されています:ウェーブテーブル・ルックアップ、アルゴリズムによるサチュレーション/ディストーション、そして最後にマルチモード・フィルターです。ウェーブテーブル・モジュールは、入力された信号の振幅を利用して、サンプルを15種類の直線的に補間されたウェーブテーブルから1つに置き換えるものです。ウィンドウサイズとフェイズコントロールは、さらなるトーンシェイピングの可能性を提供します。
シンプルなソフトニーサチュレーションから完全なサインワープまで、11種類のディストーションとサチュレーションアルゴリズムを搭載しているアルゴリズムモジュールです。
プラグイン開発初期の “ビンテージ・デジタル “バージョンから、ADのモダンなアナログ・モデルMS20スタイルのローパス/ハイパスシンセフィルターまで、11種類のフィルターモデルから選ぶことができます。テンポに同期したLFOがフィルター周波数に動きを与え、ソフトクリッピングとDCフィルタリングの最終ステージが出力を調整する。
間違ってはいけないのは、これは繊細で丁寧なツールではないということです。付属のプリセットを注意深く調整することで、通常のフィルタリングやサチュレーションを行うことができますが、全体としては、ノイジーで鼻息の荒い獣のようなプラグインであり、フルメタルのオーディオ破壊に最も適しています。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、少しスクロールすると「Grind」のリンクがあります。
リンクをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍すると中にMacWinのインストーラーが入っています。
Winの場合は以下の様な画面が表示されますが、オフィシャルからダウンロードしているので実行して大丈夫です。
「詳細情報」をクリックします。
「実行」をクリックします。
あとはデフォルトインストールで使えますが、不要なものをインストールしたくない場合はVST3の64bitだけで殆どの方は大丈夫です。
まとめ
AudioDamageさん流石ですね。
このレガシー化で無料になるのはプラグインの新しい形なのかもしれません。
もう更新しない古いプラグインを無料化することで、明確に更新しないというメッセージになります。
また広告としての役割も果たす為、デベロッパーさんとしてもメリットがあると思います。
勿論使う側からしても無料で使える訳ですし、そのデベロッパーさんのプラグインの傾向などをつかむことが出来ます。
今後こういう流れが主流になると良いですね。
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