AudioDamageさんのReplicantの紹介です。
過去のレガシーバージョンなので無料ですが、機能としては十分です。
(最新OS、VST3、高解像度等が未対応ですが、それさえ問題なければ非常に優秀です)
「Replicant」がどんなエフェクトかというとバッファ系のエフェクトにディレイとビットクラッシャーが付いた感じです。
バッファ系というのはFL Studio付属のGrossBeatが良い例で、一度バッファに取り込んでからバッファを指定した位置から指定した速度で再生させる事で倍速やハーフスピードやリバースといった効果が得られるエフェクトを差します。
「Replicant」はドラムと相性が良いです。
MIDIをトリガーにする事も出来ます。
概要
Replicantは、「ビートスライサー/ルーパー」の流れを汲むディレイ系エフェクトで、独自のトリックで群れとは一線を画しています。シンプルなディレイやパンニングエフェクトから、大規模なランダムビートマングリングまで、Replicantは今日のモダンな電子音楽スタイルによくマッチした有能なプラグインです。スタッタリング・バッファとフィルター・ドロップは簡単にプログラムでき、包括的なランダム化機能は、必要であれば、それ自身の心を与えることができます。
特徴
- 1/128音符から小節全体までのテンポベースのディレイとルーピングエフェクト。
- 6つの独立したランダム化コントロールで、微妙な変化や極端なアレアタリックな狂気を表現。
- 独自のHold機能により、好みのランダム・シーケンスを保存可能。
- 時間経過とともに変化する共振ローパス/ハイパス・フィルター
- 時間経過とともに変化するパンポジション
- イベント全体または個々のリピートに対応する、2つの独立したディレクション・モード(ランダム化付き)。
- エフェクトのライブ演奏のためのループイベントのMIDIノートトリガー
- すべてのパラメーターをハードウェアでコントロールするためのフルMIDIラーン
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、少しスクロールすると見える「Replicant 」をクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
WinだとVST2版のみなので、フォルダの指定が必要です。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
FL Studioユーザの注意点
ちょっと使っていたらプラグインがDisableになってしまう事がありました。
歯車アイコンから「Troubleshooting」の「Use fixed size buffers」を有効にすると治まりました。
もしプラグインがDisableになる場合はお試し下さい。
まとめ
Replicant 2を持っているので比べてみましたが、機能面ではさほど差は無い様に感じました。(PanやMIDIトリガーは旧Replicantの方が判り易いと思います)
ですからMacの方やVST3が必要という方、高解像度を利用している方以外は十分だと思います。
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