【無料】AudioDamageのGrindがレガシープラグインとして無料配布開始

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AudioDamageのGrindがレガシープラグインとして無料配布開始

なんと普通に販売されていたAudioDamageのGrindがレガシープラグインの仲間入りし、無料となりました。

ただしGrindに関してはVST3に対応していて、GUIサイズ変更可能です。

今後アップデートしないということで、レガシー化されたのだと思います。

AudioDamageさんは他にも大量にレガシープラグインが無料でダウンロード可能です。

過去紹介しているプラグインはこちらです。

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なおもう古いですが、レビューも書いていますので、こちらも見てみて下さい。

 

音デモ

プリセットをベースの音で鳴らしてみました。

結構低音なので、Dryの音が低音再生出来るデバイスでないと、あまり鳴っている感じしないかもしれません。

 

Grindは歪の量だけでなく、質も簡単に変えられるのが素晴らしいです。

BassやKickに良いですね。

 

概要

オーディオ戦争の真のパワーハウスであるGrindは、Audio Damageに “ダメージ “を与えます。微妙なチューブスタイルのサチュレーションから、完全に混乱したウェーブテーブルディストーションまで、ADはGrindがサウンドデザインのスイスアーミーナイフであると言います。

Grindは3つの主要なブロックで構成されています:ウェーブテーブル・ルックアップ、アルゴリズムによるサチュレーション/ディストーション、そして最後にマルチモード・フィルターです。ウェーブテーブル・モジュールは、入力された信号の振幅を利用して、サンプルを15種類の直線的に補間されたウェーブテーブルから1つに置き換えるものです。ウィンドウサイズとフェイズコントロールは、さらなるトーンシェイピングの可能性を提供します。

シンプルなソフトニーサチュレーションから完全なサインワープまで、11種類のディストーションとサチュレーションアルゴリズムを搭載しているアルゴリズムモジュールです。

プラグイン開発初期の “ビンテージ・デジタル “バージョンから、ADのモダンなアナログ・モデルMS20スタイルのローパス/ハイパスシンセフィルターまで、11種類のフィルターモデルから選ぶことができます。テンポに同期したLFOがフィルター周波数に動きを与え、ソフトクリッピングとDCフィルタリングの最終ステージが出力を調整する。

間違ってはいけないのは、これは繊細で丁寧なツールではないということです。付属のプリセットを注意深く調整することで、通常のフィルタリングやサチュレーションを行うことができますが、全体としては、ノイジーで鼻息の荒い獣のようなプラグインであり、フルメタルのオーディオ破壊に最も適しています。

 

ダウンロード

ダウンロードは登録不要で出来ます。

上記リンクより遷移し、少しスクロールすると「Grind」のリンクがあります。

リンクをクリックするとダウンロードが始まります。

 

インストール

ダウンロードしたファイルを解凍すると中にMacWinのインストーラーが入っています。

Winの場合は以下の様な画面が表示されますが、オフィシャルからダウンロードしているので実行して大丈夫です。

「詳細情報」をクリックします。

「実行」をクリックします。

あとはデフォルトインストールで使えますが、不要なものをインストールしたくない場合はVST3の64bitだけで殆どの方は大丈夫です。

まとめ

AudioDamageさん流石ですね。

このレガシー化で無料になるのはプラグインの新しい形なのかもしれません。

もう更新しない古いプラグインを無料化することで、明確に更新しないというメッセージになります。

また広告としての役割も果たす為、デベロッパーさんとしてもメリットがあると思います。

勿論使う側からしても無料で使える訳ですし、そのデベロッパーさんのプラグインの傾向などをつかむことが出来ます。

今後こういう流れが主流になると良いですね。

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