Voltage Modular PSP Ultimate Modular Collectionの使い方 nitroLoFi
Chillout with Beats の管理人 yosi です。
引き続きPSP Ultimate Modular Collectionの記事を書きます。
過去の記事はこちらから
・PSP nitroComb – 2チャンネルコムフィルター
・PSP nitroFormant – デュアルフォルマントフィルター
・PSP nitroLFO – LFO
・PSP VCAcmp – VCA方式コンプレッサー
今回はLo-Fiエフェクトです。
さすがPSPと言う感じで普通では見掛けないパラメータがあります。
(この辺はマニュアル作って欲しいもんですね)
概要
誰もが良いビットクラッシャー効果を必要としていますが、PSP NitroとPSP N2Oのビットクラッシャーに勝るものはありません。PSP nitroLoFiモジュールは、48kHzから750Hzまでのサンプルレートを連続的に調整可能なエミュレーションを提供し、アンチエイリアシングとスムージングのためのボタンを備えています。また、24ビットから1ビットまで連続的に調整可能なビットレート・シミュレーションも可能で、ノンリニア・エミュレーション用のボタンも備えています。PSP nitroLoFiには8つのプリセットボタンを搭載しており、DVDプレーヤーやテープレコーダーなどの設定や、ディザ/ノイズシェーピングのエミュレーションも選択可能です。また、マスター入力と出力のゲインノブも装備しています。PSP nitroLoFiは、コントロール電圧スタイルのコントロールにも手を抜いていません。マスターステレオCVの入出力に加え、サンプルレートとビット深度コントロール用の個別のCV入力があります。ビットクラッシュは、あまりクリエイティブなエフェクトとは思えないかもしれませんが、PSP nitroLoFiはそれを実現します。
NitroLoFiの解説
ちょっと動画を作ってみました。
ピアノのフレーズに掛けています。
(サンプルは全てこないだのイースターセールで激安でゲットSmokers Blend 3からです)
このモジュールも単純にDAWからエフェクトとして使うだけなら、以下の様にInとOutを繋げればOKです。(一緒にLFOも繋いでます)
主要パラメータ解説
Type
これは単純にプリセットの様な物です。
選択するとDVDやDATといった設定が反映されます。
Sampling Rate
言わずもがなですね。
低くするとザラザラした音になります。
AntiAlias,Smooth
これの存在はかなり大きいです。
AntiAliasは周波数以上の音が入力された時にLowPassFilterを掛けて折り返しノイズを出ないようにしているかと思います。
違いを動画に撮りました。
Bit Depth
こちらも言わずもがなですが、Nonlinearは良く判りません。
音が滑らかになります。
Dither/Noise Shaping
ここはDitherなのは判るのですが、それ以外はさっぱりです。
PSPは評判の良いDitherプラグインも出しているのでアルゴリズムの違いかと思います。
Bit Depthを下げると効果が顕著に表れます。
Voltage Modular PSP Ultimate Modular Collectionの使い方 nitroLoFiまとめ
さすがPSPと言う感じでLo-Fiエフェクトでも音作りの幅が広いです。
ちょっと時間が無くてここまでですが、少し追記します。
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