Voltage Modular PSP Ultimate Modular Collectionの使い方 nitroFormant
Chillout with Beats の管理人 yosi です。
PSP Ultimate Modular Collectionかなり良いので記事書いてきます。
PSP nitroSVFも書こうと思ったのですが、機能的にはPSP nitroBQFと同じなので端折ります。
Resonanceのカーブが異なるので、音の傾向が違いますが、使い方は同じです。
・PSP nitroComb – 2チャンネルコムフィルター
・PSP nitroSVF – ダイヤル状態変数フィルター
・PSP nitroFormant – デュアルフォルマントフィルター
PSP nitroFormant
概要
ソースオーディオのフォルマントを創造的に操作するモジュールをお探しですか? PSP nitroFormantをチェックしてください! PSP nitroFormantは、PSP N2Oの柔軟なデュアルフォルマントフィルターをモジュール形式に変換し、各フィルターに独立したピッチコントロールを備えた2つの別個のフィルターと、それらの間でモーフィングする機能を提供します。このモジュールは、マスターの入出力ゲイン、周波数と共振の制御、およびPSPの有名なsoftSAT飽和アルゴリズムも備えています。 PSP nitroFormantもモジュール形式を最大限に活用します。マスターステレオコントロールボルテージスタイルの入力と出力だけでなく、ピッチAおよびB、レゾナンス、周波数、モーフコントロール用の独立したCV入力も提供します。 PSP nitroFormantの創造的な可能性はほとんど無限です!
解説
このモジュールも単純にDAWからエフェクトとして使うだけなら、以下の様にInとOutを繋げればOKです。
nitroFormantはフォルマントを変えられる2基のフィルターを搭載していて16種類の母音を操ることが出来ます。
Delay Lamaみたいな音も出せます。
主要パラメータ解説
「Pitch」でフォルマントの太さ?(声帯?)、「Freq」で音の高さ、「Vowl」で母音の調整をします。
「Pitch」は最小値で男性、中央が女性、最大で子供となるようです。
普通に変えても殆ど変化を感じませんが、AとBをモーフィングすると効果が表れます。
「Freq」周波数でAとB共通です。
0.5倍~2倍まで変更可能です。
「Reso」はResonanceでフォルマントを強調する働きをするようです。
「Vowl」は母音で16種類搭載されています。
「Morph」はAとBのフィルターをモーフィング出来ます。
モーフィングさせると変化が顕著になります。
フォルマントフィルターは飛び道具的な使い方が多くなりそうですが、例えば以下のようなリフでテクスチャーを変える事が出来ます。
ちょっと違う雰囲気を演出する事が出来ると思います。
Voltage Modular PSP Ultimate Modular Collectionの使い方nitroFormantまとめ
フォルマントフィルターはベースに掛けると面白いかもしれません。
しかしPSPのモジュールはどれもしっかり作られている印象です。
何と言ってもうれしいのは殆どのパラメーターはCVによるモジュレーションが可能な点かと思います。
モジュラーでCVコントロール出来ない意味が判りませんので。
(VoltageModularのドラム系はあまり出来なくてかなり幻滅しました)
ただ$15のRemote Controlを買うとどうやらどのノブでもCVコントロール出来るようなんです。
この辺はもう少し調べて別途記事書きます。
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