Doepfer A-108 VCF8の解説(Softube Modular)
Chillout with Beats の yosi です。
Softube Modularのレビューも書いていますので、気になる方はこちらも是非どうぞ
Doepfer A-108 VCF8はSoftube Modularに標準搭載されているモジュールです。
実機情報
実機の情報も少し入れてみようと思います。(自分のメモ含め)
定価
Price: Euro 160.00
新品価格
Five G
中古価格
理由が判らないのですが、殆ど中古が出回っていません。
(私が調べて時点では唯一Reverb.comで中古がありました)
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Doepfer A-110 VCOマニュアルのGoolge翻訳+α
概要
よく知られているものに基づいた電圧制御フィルター
トランジスタラダーフィルター(「ムーグ」ラダー)が
独自の外部フィードバックパス。
パラメーター
Frequ: フィルターの周波数を遮断します。
CV2: CV2の量。CV2ジャックの着信信号をスケーリングします。
CV3: CV3の量、CV3ジャックの着信信号をスケーリングします。
Audio Level: オーディオ入力ジャックの着信音量。
Emph: 強調、これはフィルターのフィードバック量を制御します。共振またはQとも呼ばれます。
インプット
CV1: カットオフ周波数のCV制御、フルレンジ1v /オクターブ。フィルターでキーボードを完全にトラッキングする場合は、ノートCVをMIDIからCVコンバーターモジュールにこのジャックに接続します。
CV2: カットオフ周波数のCVコントロール。このジャックは、この入力からの信号の量を調整するCV2ノブに接続されています。
CV3: カットオフ周波数のCVコントロール。このジャックは、この入力からの信号の量をスケーリングするCV3ノブに接続されています。
カットオフ周波数を制御する複数のCVを持つことができ、異なるCV入力がモジュール内で一緒に追加されます。
Audio In: ここでフィルタリングする信号を挿入します。このジャックには、着信信号の音量を設定するオーディオレベルノブが接続されています。
Feedb: このジャックは、Emphasisノブを介して48 dB出力からの内部フィードバックパスを分割します。これにより、さまざまなモジュールをフィードバックループに挿入できます。たとえば、VCAを挿入すると、電圧制御共振が有効になります。これにより、48dB LP以外のフィルター出力をフィードバックして、別の共振動作を得ることができます。
アウトプット
BP これはフィルターのバンドパス出力です。つまり、オーディオを中心にのみ通過させます。
設定されたカットオフ周波数付近。強調は、通過帯域の幅を設定します。
48dB LP: これは、オクターブローパスフィルター出力あたり48dBで、フィルターの最も急なロールオフです。
24dB LP: これは、オクターブローパスフィルター出力あたり24dBであり、しばしば「太い」アメリカのシンセサイザーサウンドに関連しています。
12dB LP:これは、オクターブローパスフィルター出力あたり12dBです。
6dB LP: これはオクターブあたり6dBのローパスフィルター出力で、フィルターのサウンドに非常に穏やかな影響を与えるフィルターの最も急峻なロールオフです。
普通dBの数字が上がるとカットする角度が垂直に近くなり、レゾナンスを上げた時の変化が強いと思うのですが、Doepfer A-108ではdBの数字が小さい方がレゾナンスの変化が強くなります。
オフィシャルの画像を使わせて頂きます。
緑が6dBで黄色が48dBですが、一番下のレゾナンスが高めの設定時、黄色が一番レゾナンスの上昇量が小さいです。それに対して緑がBandPassを除くと一番盛り上がっています。
各フィルター聴き比べ
BandPass以外4種の聴き比べです。
6dBだけですが、ADSRとの組み合わせでかなり良い音します。
Voltage ModularやVCV RACKでは出なかった音です。
Doepfer A-108 VCF8の解説まとめ
これもエフェクトとして用意しておけばフィルターのレパートリーが増えます。
強力かつなめらかなフィルターですので、CPU負荷さえ気にしなければ使い処は満載かと思います。
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