Xfer Records Serumでポルタメントを使う方法

プラグイン
スポンサーリンク

Xfer Records Serumでポルタメントを使う方法

管理人 の yosi です。

Xfer Records Serumの初心者でも判る音色変更エディットのコツを結構しっかり書いています。

エディットが良く判らんと言う方は是非見てみて下さい。

今回はポルタメント(グライドとも言いますが、以降ポルタメントで統一)を使う方法です。

ポルタメントはある音から次の音へなだらかに移動する事で、シンセでは定番の機能です。

気に入ったプリセットででちょっとポルタメント掛けたい時や、むしろ無効にしたい時ってありますよね。

そんな時に設定すべき箇所を解説します。

・ポルタメントの設定箇所
・Monoの場合の設定
・Polyの場合の設定

 

ポルタメントの設定箇所

ポルタメントの設定は以下の赤枠です。

ノブを右に回すと音が次の音の音程に到達するまでの時間が長くなります。

左に回し切るとポルタメントをOFFにする事ができます。

以下の動画を見て頂くと良く判るかと思います。

ポルタメントの効果を得る為にはMIDIノートを重ねて配置する必要があります。

「LEGATO」が「ON」の場合は再トリガーするかどうかの違いです。

これは「LFO」や他の「Envelope」にも影響します。

デフォルトのパッチだと判り辛いですが、サスティンを下げると効果の違いが鮮明になります。

以下の動画でお判りいただけるでしょうか?

前半は「LEGATO」が「ON」なので、再トリガーしません。

その為、音がDecayタイムを過ぎ消えます。

後半は「LEGATO」が「OFF」で再トリガーされる為、音がDecayタイムを過ぎ消えてもまた鳴ります。

 

これ重要?と思われるかもしれませんが、とても重要なのでもう少し解説します。

「LEGATO」はLFO等にも影響します。

次の動画を見てみて下さい。

前半は「LEGATO」を「OFF」なんですが、ノートが鳴るタイミングでLFOが再トリガーされ不自然な感じがしませんか?

「LEGATO」が「ON」の方がLFOの流れが途切れず自然な感じがすると思います。

どちらを使うかはケースバイケースです。

ただLFOをゆっくり動かす目的の場合は「LEGATO」「ON」の方がしっくりくると思います。

以下の動画を見てみて下さい。

 

Monoの場合の設定

Monoで使う場合は、「MONO」を有効にするだけです。

ポルタメントを使う場合は「MONO」の方が扱いやすいです。

TB-303等で知らない人はいないサウンドかと思います。

Initから作ってみました。

 

Polyの場合の設定

これはオマケ程度なので軽くしか触れません。

単純に「MONO」を「OFF」にして、コードでもMono同様MIDIノートを重なるようにすればOKです。

Xfer Records Serumでポルタメントを使う方法まとめ

 

コメント