Blamsoftの200を超えるプリセットを搭載したモノシンセ音源VK-1の紹介
いや~まだまだ見知らぬ良い無料のシンセ音源があるもんですね。
今日はBlamsoftさんのシンセ音源VK-1をご紹介します。
無料なのにプリセットが200以上搭載されていて、有料と言われても信じるレベルです。
MIDI Leanにも対応しています。
唯一の欠点はモノフォニックのみの対応と言う点でしょうか。
音デモ
まずはエフェクト一切無しで、Cutoffを先日紹介記事を書いたPanflowのMIDI outで動かしてみました。
バーチャルアナログ系のシンセ音源にはサチュレーターを掛けると良い感じになる事が多いですが、OVERLOUDさんのSculptubeがかなり良い事に気付きました。
昨年のBFで$29でセールしていたので、購入したけどあまり使っていないという方は是非試してみて下さい。
ゲインマッチはしているのですが、エッジの立って存在感が増す感じになるんです。
あと面白かったのはSoftubeさんHarmonicsですね。
Tubeがかなり特徴的で倍音が増えて他のTube系のサチュレーションとは違う効果が得られました。
ドラムを足してリバーブを追加してみました。
概要
VK-1 Viking Synthesizer はクラシックなモノフォニック・アナログ・シンセサイザーを本格的にエミュレートしています。3つの連続可変波オシレーター、デュアル・ローパスまたはハイパス/ローパス構成の2つのラダー・フィルター、マルチウェーブLFO、2つのモデュレーション・バスを搭載しています。VK-1は最先端のDSP技術により、ハードウェアのサウンドを正確に再現します。
プリセット
VK-1には、Bass、Bright Lead、Electro Bass、FX、Percussive Lead、Soft Lead、Synthwaveのカテゴリーで228のプリセットが搭載されています。50のElectro Bassと50のSynthwaveプリセットは、経験豊富なサウンドデザイナーeXodeによって作成されました。厚みのあるベースとリッチなリードサウンドを得意とするシンセです。
オシレーター
VK-1の心臓部には、調整可能な3つのウェーブ・オシレーターが搭載されています。連続可変波形ノブにより、多くのシンセサイザーに見られる固定波形では得られないユニークなサウンドが得られます。ノイズ・オシレーターは3種類のノイズを提供します。
モデュレーション
2つのモデュレーション・バスとLFOにより、柔軟なモデュレーションが可能です。
フィルター
クラシックなトランジスタ・ラダー・フィルターを緻密にモデリング。さまざまなドライブ・モードが用意され、精緻な表現が可能です。また、極数を調整することで、より幅広いフィルターサウンドが得られます。
VK-1は最先端のDSP技術を搭載
– VK-1の発振器はハードウェアから測定されています。
– VK-1のオシレーターはドリフトとジッターを持つ。
– VK-1のオシレーターはエイリアシングを避けるために高度な技術を使用しています。
– VK-1のフィルターは自己発振を慎重に調整した非線形ZDFです
– VK-1のエンベロープはハードウェアにマッチングされているVSTの新機能
VK-1のグラフィックはRetinaに対応し、完全に新しく生まれ変わりました。過去数年間の経験を生かし、よりリッチでスムーズ、そしてクリーミーな音質にアップデートされました。
システム要件
VK-1 VSTは、macOSとWindowsに対応した64bitのVST2プラグインです。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
インストール
Winの場合VST2なのでPathに入れればインストールは完了です。
Pathは人それぞれ異なります。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
良いシンセ音源ですね。
プリセットも多いしカテゴリで判れているのも素晴らしいです。
モノフォニックのみ対応と言う点以外は有料並みです。
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