無料で使えるVCV Rackの使い方⑳Segment Generator

Modular
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概要

Chillout with Beats の yosi です。

VCV Rackの記事第二十回目です。

前回?の記事はこちら

無料で使えるVCV Rackの使い方⑲Random Sampler
VCV Rackの記事第十九回目です。 Audible Instrumentsのモジュールがあと一つなので二十回で切りが良い感じです。 前回の記事はこちら 前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。 今回もMutable Instruments がベー...

今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。

ラスボスです。

VCV RackモジュールSegment Generator(Stages)

Twitterでフォローさせて頂いている方がタイムリーにStagesの情報を書いていて、参考にさせて頂きました。

もー理解が全然追い付かないっす。

まずオフィシャルの説明

ステージは変調信号を構築するための構成セットです。
複雑な多段エンベロープを生成可能
LFOのシーケンスまたはいくつかのチャンネル。 6セグメントエンベロープから始めて、それをより小さく独立したものに分解します。
エンベロープは、その最小の変調原子まで
Dエンベロープです。

はい、判りません。多段エンベロープってなに?

とりあえず、6つのステージを持つLFO、シーケンス、エンベロープとして使えるようです。

CLOCK FACE MODULAR STOREさん引用させて頂きます。(とても判り易い説明ありがとうございます。)

Stagesは6つのステージを組み合わせることで、複数のエンベロープやLFO、シーケンサーを作り出すモジュレーターです。複雑な6ステージエンベロープ、ADエンベロープを1つに4ステップシーケンサーを1つなども可能です。どのステージをどのように組み合わせるかはゲートジャックにどのようにパッチしたかで自動で判断されます。また6つより多くのステージを使用した場合は、6つまでのStagesをチェーンして使用することができます。

各ステージは以下のモードのどれかで動作し、それらを組み合わせることでモジュレーションソースを構築します。

この説明でもよく判らんっす。

実物だと36個まで繋げる事が出来るようです。

Segment Generatorのポイント

エンベロープとして使う場合

GATEにパッチされている位置でセグメントを分ける事が出来ます。

下図だとGate3にパッチングされているので、セグメントが①と②に分かれます。

まずLEDがの時の動作です。

LEDが緑の時はスムーズに次のステージに移ります。次のステージに移るまでの時間はCのスライダーの位置で決まります。

Gate入力1と2にパッチングされている場合、1のOutはディケイになります。
(良く判りませんが、アタックではなくディケイです)

下図の場合だとセグメント①はAD(アタックとディケイ)になり、セグメント②はADSR(アタック、ディケイ、サスティン、リリース)になります。

LEDの上のAノブはエンベロープのカーブを変更出来ます。

以下は一番左と一番右にした時のエンベロープの違いです。

LEDがの時の動作です。

LEDが黄色の時はスライダーの位置(0V to 8V)まで移動しそのまま次のステージまでキープします。

スライダーの位置までの移動時間をAノブで変更出来ます。

以下の様にノブの位置がそのまま出力されます。その為、エンベロープを作る事もできますし、シーケンサーの様なこともできます。

LEDがの時の動作です。

LEDが赤色の時はスライドの位置まで移動し維持します。

長さはAノブで変更出来ます。

右クリックしても出てこないのですが、隠しコマンド的なものが存在します。

LEDの下にあるボタンを長押しで点滅します。

LEDが点滅時はループモードです。

Loopするのですが、エンベロープに混ぜる事も出来るので、かなりトリッキーな音が作れます。

スライダーでループスピード、Aノブでカーブを以下の様に変更出来ます。

Segment GeneratorをLFOとして使う場合

エンベロープが既にLFOに近いので、そのままでも使えます。

ただ、他で出せるLFOを作れても面白みは無いので、少し変わったLFOが出せるのでその方法を紹介します。

Loopと組み合わせると以下の様なLFO(と呼んでいいのか判りませんが・・・)が作れます。
(ClockをGATEに入れる事でテンポシンクしたLFOが作れます)

Segment Generatorをポルタメントとして使う(おまけ)

Twitterの動画で教えて頂きました。(勝手に見させて頂いたのですが・・・)

お名前は一応伏せておきますが、このモジュール名でTwitter上を検索掛ければすぐ出てくるかと思います。とても詳しい方で勉強になります。

LEDをにしスライダーを一番下にします。

1を適当なオシレーターに接続しTime/Levelにシーケンサー等の情報を入れれば完成です。

ポルタメントが効いた良い感じの音が作れます。

 

以下Goolge先生翻訳です。(多少補正入れています)

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Segment Generator Grouping segments

Stagesが6つの独立したディケイエンベロープのように振る舞うのか、それとも1つの6セグメントエンベロープジェネレーターのように振る舞うのか、あるいはその中間にあるのかは、どのGATE入力にパッチを当てたによる。
GATE入力にジャックを挿入すると、セグメントのグループ。 右側のパッチが適用されていないすべてのセグメントこのグループの一員になります。 グループの最初の出力エンベロープ信号自体を生成します。 以下の出力セグメントアクティビティ信号を生成します – 8Vから対応するセグメントがアクティブなときは常に0V。

  • GATE入力にパッチされていない場合、セグメント1から6はすべて独立したフリーランニングセグメントです。
  • GATE入力1、3、5がパッチされている場合、2セグメントエンベロープ
  • GATE入力1、5、6がパッチされている場合、1つの4セグメントエンベロープと2つの単一セグメントエンベロープ。
  • すべてのGATE入力はパッチされている場合、6つの独立したシングルセグメントエンベロープ。

以下の例だと、GATE1、5にパッチされているので、左側がADSRになり右側はADとなります。

セグメント1〜4で構成され、出力1にエンベロープ信号を生成する4セグメントエンベロープジェネレータ
出力2、3、および4のセグメントアクティビティ信号。
エンベロープを生成する、セグメント5と6で構成された独立した2セグメントエンベロープジェネレータ
出力5にシグナル、攻撃終了シグナルがオンになります。
出力6。

Segment Generator CONFIGURING SEGMENTS

動作を変更するには、ボタン[B]を押します。

RAMP: 出力は1つの電圧からもう1つの場合、次のセグメントがアクティブになります。ランピング時間はスライダー[C]とCV入力[1]でコントロールします。 曲線の形はポテンショメータ[A]によって制御されます。対数から線形から指数関数まで。

STEP: 出力は目標電圧まで滑り、
トリガが受信されるまでこの電圧がかかり、その後次のセグメントがアクティブになります。 シーケンスのステップのように! 電圧
(0Vから8Vまで)スライダー[C]とCVでコントロール
[1]を入力してください。 グライド量はポテンショメータ[A]で設定します。

HOLD: 出力は同じ電圧のままです。
調整可能な長さ、そして次のセグメントがアクティブになります。 
電圧(0Vから8Vまで)はスライダー[C]によって制御され、CV入力[1] セグメントの期間は、ポテンショメータ[A]

セグメントをそれ自体でループさせるには、[B]ボタンを押したままにします。
 LEDが点滅してループを示します。
同じセグメント内の複数のセグメントにまたがるループを作成する
グループ、最初のボタン[B]を同時に押す
ループの最後のセグメント 対応するLEDが点滅します
「ピンポン」パターンで。
ループを無効にするには、スタートまたは[B]ボタンを押したままにします。
ループの終了セグメント

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Segment rules

1.最初のRAMPセグメントは8Vまでランプアップします。
出力が現在どのレベルに留まっていても。

2.最後のRAMPセグメントは0Vまでランプダウンします。

3. HOLDまたはSTEPセグメントのレベルは開始を定義します
それに続く(先行する)RAMPセグメントの(終了)レベル。
たとえば、前の図では、セグメント3、およびセグメント5の開始レベルは両方とも次のように設定されます。
HOLDセグメントのレベル4

4. RAMPセグメントの終了レベルを決定できない場合
規則1、2、または3では、このレベルはポテンショメータによって明示的に設定されます[A]。たとえば、前の図では、セグメント2と5のレベルは、それらのポテンショメータによって設定されます。

5. LOOPが定義されている場合、GATEの間ループが再生されます。
信号が高いです。 GATEがローになると、エンベロープはループの終点に続くセグメントに進みます。もしループの終わりが最後のセグメントです。
そして、ループは永遠に続きます。

6.エンベロープにSTEPセグメントが含まれている場合は、最初のSTEPで罠にかかるまで
セグメント。次のトリガーが発生するまで、このセグメントに留まります。
受け取った。このトリガーが受け取られるとき、それはそれから進みます
次のセグメントへ…最後のセグメントまで
STEPセグメントに到達しました。
エンベロープのループ内にSTEPセグメントがある場合は、
このループを回避する方法はありません。

Segment Generatorのエンベロープ例

多くのエンベロープの形はステージでプログラムすることができます。 
はループ領域を表します。

クラシックなADSRエンベロープ

調整可能なプリディレイと初期レベルを備えたクラシックなADSRエンベロープ。

AHDSRエンベロープ – ホールドレベルと時間は2番目のセグメントによって制御されます。

頂点とサステインの間にブレークポイントがあるAD1D2SRエンベロープ。 2番目のセグメントのポテンショメータ[A]はこのブレークポイントで電圧を制御します。

さらに複雑なAD1D2SR1R2エンベロープ。ディケイとリリースの両方の段階でブレークポイントがあります。

ADエンベロープ

ARエンベロープ サステインレベルは、HOLDセグメントによって設定されます。

セグメント2と4で設定される最小レベルと最大レベル、およびプラトー期間を持つ台形LFO。 セグメント1と3で設定されたランプの時間と曲線。

各ステップ間で調整可能なリニアグライドを備えた3音シーケンス。

VCV RackモジュールSegment Generatorのまとめ

ラスボスは強過ぎです。(まだ赤点滅時の動作とか黄色点滅で変なのがあるんですよねー)

そして他のモジュールも調べるとまだまだ隠しコマンド的な要素があってリライト決定です。

とは言え、一旦VCV Rackの記事は今回で最後にします。
(もうじきV1.0が出るので、そのタイミングでまたやります)

次はReaktorのモジュラーはどんなもんなのかと、何が出来るのかを調べて記事にします。

 

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