【無料】ToyboxのReaktor Block Sequential Switchの解説1

2020 11 04 04h15 17 Modular
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【無料】ToyboxのReaktor Block Sequential Switchの解説1

管理人 yosi です。

前回ToyboxのUser Blocksに追加された2つの概要を解説しました。

今回はSequential Switchを詳しく解説していきます。

結構機能豊富なので、2回か3回位に分けて解説していきます。

Sequential Switchのパラメータ解説

2020 11 02 16h33 38 1

パラメータの解説です。

①GATE:ここにGate等の入力で正のゼロクロスが発生すると、シーケンサは
一歩前に進みます。

要はGate信号等を受けるとシーケンサが1つ進みます。ゼロクロスはWikipediaに説明がありました。あー成る程って感じです。

2020 11 03 13h27 44

Wikipediaから引用

②RESET:この入力で正のゼロクロスが発生すると、シーケンスは再起動します。

LFO等と同じ考えで要はRESETにリセット信号等を受けるとシーケンスを最初に戻します。

DAW等と同期する場合に設定する所です。

「PLAY」を「RESET」に入れてやれば再生を押す度に最初から再生されます。

POS:外部ステップ位置入力 値0~1はステップ1~最大ステップ

これは0~1の入力をするとその値に応じたポジションのスイッチにシーケンスが進みます。

④SNAPT:外部入力によりスナップショットを選択します。

これも「POS」同様でこちらはスナップショットを選択出来ます。

⑤MANUAL GATE:手動でシーケンスを進めます。右クリックでシーケンスのリセット

クリックする度にシーケンスを進める事が出来ます。右クリックの後にクリックでシーケンスが最初(リセット)に戻ります。

⑥FADE MODE / ROTATE MODE:シーケンシャルスイッチは2つのモードで動作します。FADE MODE と ROTATE MODE です。

ここはちょっと複雑なので詳しく解説します。

FADE MODE

Inputの1つ目(以降Input1)又はOutputの1つ目(以降Output1)しか使われていない場合は全てのInput、Outputは1つに集約されます。

そしてOutput2以降が使われるとそれぞれのOutputから出力されます。

例をあげるとInputに2つ以上接続されOutput1のみ使われている場合、シーケンスで切り替えた際に出力は全てOutput1から出力されます。

ここでOutput2以降1つでも接続するとパラレル出力(Input1はOutput1、Input2はOutput2)となります。

ROTATE MODE

ROTATE MODEではローテーションで各InとOutが以下の様に接続されます。

Step1=1–»1, 2–»2, 3–»3, 4–»4, 5–»5, 6–»6, 7–»7, 8–»8
Step2=2–»1, 3–»2, 4–»3, 5–»4, 6–»5, 7–»6, 8–»7, 1–»8
Step3=3–»1, 4–»2, 5–»3, 6–»4, 7–»5, 8–»6, 1–»7, 2–»8

ステップ毎にインクリメントしていくようなイメージです。

 

【無料】ToyboxのReaktor Block Sequential Switchの解説1まとめ

小さいモジュールに見えてかなり多くの機能が搭載されていて驚きます。

そしてこれが無料というのがまた驚きです。

こういうデベロッパーさんは応援していきたいので、今後も記事を書いてきます。

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