【無料】ToyboxのReaktor Block Sequential Switchの解説1
管理人 yosi です。
前回ToyboxのUser Blocksに追加された2つの概要を解説しました。
今回はSequential Switchを詳しく解説していきます。
結構機能豊富なので、2回か3回位に分けて解説していきます。
Sequential Switchのパラメータ解説
パラメータの解説です。
①GATE:ここにGate等の入力で正のゼロクロスが発生すると、シーケンサは
一歩前に進みます。
要はGate信号等を受けるとシーケンサが1つ進みます。ゼロクロスはWikipediaに説明がありました。あー成る程って感じです。
②RESET:この入力で正のゼロクロスが発生すると、シーケンスは再起動します。
LFO等と同じ考えで要はRESETにリセット信号等を受けるとシーケンスを最初に戻します。
DAW等と同期する場合に設定する所です。
「PLAY」を「RESET」に入れてやれば再生を押す度に最初から再生されます。
③POS:外部ステップ位置入力 値0~1はステップ1~最大ステップ
これは0~1の入力をするとその値に応じたポジションのスイッチにシーケンスが進みます。
④SNAPT:外部入力によりスナップショットを選択します。
これも「POS」同様でこちらはスナップショットを選択出来ます。
⑤MANUAL GATE:手動でシーケンスを進めます。右クリックでシーケンスのリセット
クリックする度にシーケンスを進める事が出来ます。右クリックの後にクリックでシーケンスが最初(リセット)に戻ります。
⑥FADE MODE / ROTATE MODE:シーケンシャルスイッチは2つのモードで動作します。FADE MODE と ROTATE MODE です。
ここはちょっと複雑なので詳しく解説します。
FADE MODE
Inputの1つ目(以降Input1)又はOutputの1つ目(以降Output1)しか使われていない場合は全てのInput、Outputは1つに集約されます。
そしてOutput2以降が使われるとそれぞれのOutputから出力されます。
例をあげるとInputに2つ以上接続されOutput1のみ使われている場合、シーケンスで切り替えた際に出力は全てOutput1から出力されます。
ここでOutput2以降1つでも接続するとパラレル出力(Input1はOutput1、Input2はOutput2)となります。
ROTATE MODE
ROTATE MODEではローテーションで各InとOutが以下の様に接続されます。
Step2=2–»1, 3–»2, 4–»3, 5–»4, 6–»5, 7–»6, 8–»7, 1–»8
Step3=3–»1, 4–»2, 5–»3, 6–»4, 7–»5, 8–»6, 1–»7, 2–»8
ステップ毎にインクリメントしていくようなイメージです。
【無料】ToyboxのReaktor Block Sequential Switchの解説1まとめ
小さいモジュールに見えてかなり多くの機能が搭載されていて驚きます。
そしてこれが無料というのがまた驚きです。
こういうデベロッパーさんは応援していきたいので、今後も記事を書いてきます。
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