FLStudioの使い方 Patcherでブラインドテスト用パッチを作る2

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FLStudioの使い方 Patcherでブラインドテスト用パッチを作る2

Chillout with Beats の管理人 yosi です。

ブラインドテストが簡単に出来るPatcherのパッチ第2弾です。

前回の記事はこちら

今回は下二つ目の要件を実装していきます。

・ボタン一つでAとBを切り替え可能(1回目)
・反転させて音の違いだけを聞けるようにする(2回目)
・SPANでABの周波数の違いを重ねて表示出来るようにする(3回目)

反転させて音の違いだけを聞けるようにする

これPatcherを二つ使えばかなり簡単なのですが、一つの中で完結させる場合は少し配線が多くなります。

やり方は片方に「Fruity Stereo Shaper」を入れて、反転(Invert)だけなのですが、ONとOFFを切り替え可能にします。

ですからAB切り替えとは全く別に作り、ON/OFFで切り替えるようにします。

まず、Patcher内に「Fruity Stereo Shaper」を追加します。

勝手に接続されてしまうので、切ります。

プリセット選択の部分で右クリックから「Mixing」->「Invert」をクリックします。

「Fruity Balance」を2つと「Fruity formula controller」も2つ追加します。

動画を用意しました。
コピーすると楽です。

「Fruity formula controller」の上で右クリックから「Inputs」->「Parameters」->「1.a parameter」をクリックして有効にします。

「Outputs」も同様に有効にします。

同じ事をもう一つの「Fruity formula controller」でも行っておきます。

「Fruity Balance」の上で右クリックから「Inputs」->「Parameters」->「2.Volume」をクリックして有効にします。

同じ事をもう一つの「Fruity Balance」でも行います。

以下のようになります。

切り替えボタンの追加

切り替え用のボタンは「Surface」で用意します。

右クリックから「Button」で好みのボタンを追加してください。

ここでは「Colpred Pad」を使います。

大きさを適当に調節します。
(好みの名前に変えましょう)

スパナアイコンをクリックして編集モードを終わらせます。

「Map」をクリックします。

結線する

まず「Fruity formula controller」の「Fomula」が「Case(b,1-a,a)*0.8」は切り替え用に使います。

以下の様に結線します。

動画を用意しました。

使い方

「ミキサー2」にエフェクトを読み込みます。

パライコライザー(増幅)やサチュレーターで僅かな変化を確認する際に便利です。

FLStudioの使い方 Patcherでブラインドテスト用パッチを作る2まとめ

これで細かい音の違いも聴き分けられますね。

ただ、EQで顕著なのですが、減衰させた時と増幅させた時は同じ変化をします。

差分なので、増得ようが減ろうが差分が鳴る為です。

これを解決する為にはスペアナ等で変化量を確認しながら使うとより一層音の変化を理解出来ると思います。

 

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