AirwindowsのLo-FiプラグインPockeyの紹介
今日はAirwindowsさんのLo-FiプラグインPockeyご紹介です。
いわゆるビットクラッシャーですが、一般的なビットクラッシャーとちょっと違って細かい調整が可能です。
そしてTB-303系の音との相性が良く、D16 Phoscyon 2を入手した方は是非お試し頂きたいです。
音デモ
D16 Phoscyon 2に掛けてみました。
パラメーターは2つしかないのですが、細かく調整が出来て良いです。
ドラムに掛けてみました。
概要
このプラグインは、12ビットuLawサンプリングのローファイヒップホップという特定のターゲットから、可能な限りのヴァイブを得るために設計されています。DeRezやBitGlitterのような初期のプラグインをベースにしていますが、古いサンプラーやPocket Operatorサンプラーのような暖かくファジーな質感を提供するように調整されています。
PockeyはuLawエンコーディングを使って、12ビットサンプリングをCDクオリティに近いサウンドに引き伸ばしますが、ソフトで繊細なサウンドはわずかにロービット、ラウドなサウンドはそれよりもさらにクランチーにすることで得られる全体の雰囲気と質感があります。解像度スライダーの一番低い設定は12ビットで、それ以上の設定は「アナログビットクラッシュ」モードで徐々にローファイになります。つまり、ステップからステップへジャンプするのではなく、ステップを上げるにつれて徐々に高まっていくのです。このようにして、4ビットから12ビットへスムーズにフェードアウトすることができます。
このエフェクトは、PurestDriveのようなエッジソフニングアルゴリズムを使用しており、通常プラグインで得られる耳障りな周波数クラッシュを、より共鳴的でサウンドの良いものに変えることを目的としています。これは、デジタルナスティックの一種ですが、「クラシック・サンプラー・デジタルナスティック」の方向に進み、より冷静なローファイ・ジャンルに合うような方法になっています。可能な限りクリーンなサウンドを求めるのであれば、オーディオを取り込んで、周波数コントロールの最も低い設定で、邪魔にならない場所や、使用しているサウンドに最適なデジタルサンプラーの倍音を探ってみてください。0付近にあるものはすべて、うまく動作するはずです。しかし、ローファイ・ヒップホップが人生を癒す背景となるように、常にソフトなサウンドを提供します。
これはアートでありサイエンスでもあります。Pockeyは、私がこれらのことがどのように行われるかというサイエンスを掘り下げることで、あなたがアートを見つける手助けをするためにあります。)
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「Pockey.zip(617k)」のリンクをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
解凍するとフォルダが出てきます。
Winの場合はフォルダの中の「Pockey64.dll」をVST2のフォルダに入れます。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
パラメータは少ないのですが、入力する音によって結構バリエーションが出来て良いです。
Lo-Fi系やちょっとハイハットを抑えたい時なんかに重宝しそうです。
Airwindowsさんはパトロンを募集しています。
気に入った方は是非。
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