YamahaのCS-80にインスパイアされて作成されたプラグインJS80Pの紹介(Winのみ)
今日はAttilammagyarさんのYamahaの「CS-80」にインスパイアされて作成されたプラグイン「JS80P」のご紹介です。
Winのみと書いていますが、正確にはLinuxにも対応しています。
「CS-80」は非常に人気のあった機種でArturiaさん、CerryAudioさんもエミュ作ってます。
ただ「JS80P」はCS-80が大好き!というユーザ以外は現時点ではちょっとおすすめ出来ません。
と言うのも搭載プリセットが少ないのと、お世辞にもエディットし易いとは言えないからです。
音デモ
プリセットはデフォルトを除くと5つです。
鳴らしてみました。
概要
特徴
- 16音ポリフォニー
- 2つのオシレーターに10種類の波形を搭載:
- サイン
- ノコギリ波
- 軟鋸波
- 逆鋸歯
- ソフトインバースノコギリソウ
- 三角波
- ソフトトライアングル
- スクエア
- ソフトスクエア
- カスタム
- 各オシレーターに2つのフィルター、7種類のフィルターがあります
- ローパス
- ハイパス
- バンドパス
- ノッチ
- ベル
- ローシェルフ
- ハイシェルフ
- ポルタメント
- ウェーブフォルダ
- スプリットキーボード
- AM
- FM
- 位相変調
- 内蔵エフェクト
- オーバードライブ
- ディストーション
- フィルター×2基
- ステレオエコー
- ステレオリバーブ
- エンベロープ×6つ
- LFO×8基
- コンフィギュラブルMIDIコントローラー
システム要件
- OS:Windows 7以降、またはLinux(例:Ubuntu 20.04以降)。
- CPU: 32ビットまたは64ビット、SSE2対応
- RAM:50~200MB、バッファサイズにより異なる
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、該当するフォーマットのリンクをクリックしてダウンロードします。
基本的には64bitのVST3版をダウンロードすれば大丈夫です。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍すると中に「js80p.vst3」が入っていますので、以下のVST3のPathに入れます。
C:\Program Files\Common Files\VST3
FL Studioで利用時の注意点
FL Studioで使う場合は以下の設定をしないとノイズが鳴ります。
(これはこれでLo-Fiって言えなくは無いですが、絶えずなるので邪魔です)
歯車アイコンから「Troubleshooting」の「Use fixed size buffers」を有効にします。
まとめ
音は良く、モジュレーションは各パラメータの下から選択出来るので、判り易いです。
ただエディットがちょっとし辛いのでなんか勿体ないです。
まだ発展途上なので今後のバージョンアップに期待です。
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