MLSoundLabのドラム音源ML Drumsの紹介
今日はMercuriallさんのAmpBoxの記事を予定していたのですが、急遽変更です。
無料と表記があったのですが、使ったみたら実は無料ではなかったパターンでした・・・
よく読んだらEuphoria, ReAxis, U530のいずれかを購入している場合、無料で使えるよいう内容でした。
ですからAmpBoxは無料で使えません。
(一定間隔で無音になるパターンです)
そんな訳で?今日はMLSoundLabのドラム音源ML Drumsのご紹介です。
無料のドラム音源としてはかなりクオリティが高い部類に入ると思います。
ただ無料版が使えるドラムキットは1つだけです。
あとオフィシャルに書いていないようですが、Win、Mac両対応です。
フォーマットはWinはVST3(64bit、32bit)とスタンドアローンに対応しています。
Macは確認出来ていませんが、VST3には対応しているかと思います。
音デモ
パターンが付属しないので、自分で打ち込むかFL Studioをご利用の場合はFPCパターンを使う等します。
ML Drumsのみの音で、外部エフェクトは一切なしです。
概要
その目的は、最も簡単なバーチャルドラムサンプラーを作ることであり、プロのニーズにも応えられるような汎用性を持つことでした。ML Sound Labのシークレットソースである、音源を完璧に再現し、ミックスで修正する必要のないドラムが完成しました。自然な音、ギミックのない音。
ML Drumsはモジュラー・ドラム・サンプラーのプラットフォームで、初期リリースには無料のドラムキットが付属しています。アドオンを購入することで、自分好みのキットに拡張することができます。ML Drums Essentialsでキットの拡張を開始することができます。
ML ドラム Free
ML Drumsの特徴は、無料のドラムキットが含まれていることです。
- キック T SCWB B91A 22 “x16”
- スネア T SCWB Mid 14 “x5.5”
- トムT SCWB 12 “x8”
- フロアタム T SCWB 14 “x12”
- ハイハットS AX Stage 14″
- ライド S HH ロック 22″
- クラッシュ S AX 18″
- チャイナ S HX 20″
私たちはMLドラムを誇りに思っていますし、予算に関係なくすべての人にその使いやすさとプロフェッショナルな音質を体験してほしいと思っています。モジュラードラムサンプラーの完璧なプラットフォームとして機能します。
サウンドシステム
ML Drumsのシンプルなユーザーインターフェースの裏側には、約2年の歳月をかけて開発されたサンプラーエンジンがあります。私たちは、ドラムサンプラーの最大の不満点である、DAWでのマルチアウトルーティングを数クリックで設定するような操作を解決することに着手しました。
ドラムサンプラーの最大のボトルネックの1つは、リアリズムの欠如です。ML Drumsのエンジンは、必要なだけのベロシティレイヤーとサンプルを組み合わせ、リアルなラウンドロビン再生が可能です。
ドラムサンプルはスマートな方法で処理され、そのラウドネスを測定し、実際のドラム演奏から参照したリアルなボリュームカーブに配置されます。つまり、多くのドラムサンプラーで問題となる非現実的な音量変化を得ることなく、MIDIベロシティを使ってバーチャルドラマーの叩く強さをリアルにコントロールすることができるのです。
ML Drumsには、すぐに使えるミックス用のプリセットがいくつか付属していますが、より経験豊富なエンジニアのためのミキサーも備えています。各チャンネルにはボリュームフェーダーと3バンドのEQが搭載されており、それぞれの用途に合わせた設計になっています。また、キック、スネア、タム、ヒハット、ライドのブリード量をオーバーヘッドとルームのチャンネルでコントロールし、多次元的なドラムサウンドを実現できます。
また、キック、スネア、タム、ルーム、マスターの各チャンネルには、それぞれの用途に合わせた1ノブのスマートコンプレッサーを搭載しています。また、ML Drumsにはリバーブが内蔵されており、テールの長さやキック、スネア、タム、ルームセンドのミックスを設定することで、ニーズに合わせて変更することができます。
ダウンロード
ダウンロードには購入手続き(無料)が必要です。
上記リンクより遷移し、「ML DRUM FREE」をクリックします。
「CHECKOUT」をクリック
メールアドレス等必要事項を入力し「Continue to payment」をクリック
「Complete order」をクリック
少し待つとダウンロードリンクが表示されます。
インストール
解凍するとWinとMacのインストーラが入っていますのでそのまま実行します。
Winの場合はほとんどの方は「VST364bit」と「Factory presets」、「Intstruments」をインストールすればOKです。
お好みで一番上のスタンドアローンをインストールするかどうかかと思います。
FL Studioユーザの場合
FL Studioユーザの場合は「Use fixed size buffers」をOnにしないと少しノイズが乗ります。
まとめ
そういえば以前無料ダウンロード出来ていたDrumMic’aってオフィシャルからは跡形もなくなくなっているんですね。
ML Drumsにはドラムパターンが付属していないので、DrumMic’aのドラムパターンを活用すればと思ったのですが、残念です。
しかしML Drumsは結構始めから音作りがしてあって、とりあえず鳴らすだけなら手っ取り早いです。
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