VCV RackをVSTとして使えるようにするVeeSeeVSTRackの解説

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VCV RackをVSTとして使えるようにするVeeSeeVSTRackの解説

Chillout with Beats の yosi です。

正式にはVCV RackはVSTに対応していませんが、KVRbsp804さんによってラッパーが作成されました。

これにより実はDAWからVCV RackをVSTとして使えます。

VeeSeeVSTRackの概要

VeeSeeVSTRackの対応は以下の通りです。

・複数のインスタンスをサポート
・VST MIDI入力をサポート
・最大8つのオーディオ出力をサポート
・最大8つのオーディオ入力をサポート
・VSTプログラムチャンクをサポートします
(=>パッチはDAWのプロジェクトファイルまたは.fxpファイルとして保存されます)。
・VSTホストタイミングをサポートします(audioMasterGetTime / kVstTempoValid / kVstTransportPlaying、Core.MIDI-1モジュールを参照)。
・VSTパラメータをサポート(send / recv)
・パッチ内のCVは、Core.ParamProxyモジュールを介してVSTパラメータにリダイレクト可能
・動的にロードされたプラグインDLLをサポート

 

問題もあって、オフィシャルではありませんので、以下の不都合があります。

・VCV Rackのバージョンが0.6.1ベース
WindowsとLinux版のみ対応
・使えるモジュールに制限がある(一緒にビルドされたモジュールのみ)
・開発は停止しており、今後のバージョンアップはあまり期待できない
 
対応モジュールについては以下のリンクから確認して下さい。
 
 

VeeSeeVSTRackのダウンロード方法

以下のリンクよりVeeSeeVSTRackダウンロードページへ遷移します。

少しスクロールすると「Downloads」のセクションがあります。

該当するファイルをダウンロードします。

拡張しが「7z」なので対応している解凍ツールが無い場合は窓の杜などで対応している解凍ツールをダウンロードします。

このダウンロードしたファイルに必要なものは全て入っていますので、別途VCV Rackをダウンロードする必要はありません。

VeeSeeVSTRackのインストール方法

解凍出来たら「vst2_bin」のフォルダごとVSTPluginフォルダにコピーします。

これでDAWからプラグインをスキャンすれば認識されます。

 

VeeSeeVSTRackの使い方

シンセとエフェクトとしての使い方を解説していきます。

 

VeeSeeVSTRackの使い方 シンセとして使う方法

DAWから音を鳴らしてみます。
音を鳴らす事が目的なのでかなり上図のようなシンプルな構成にします。

VeeSeeVSTRackはシンセとエフェクト両方Dllファイルが存在します。(以下はFLStudioの画面)

「VeeSeeVST Rack」をロードします。

ロードすると空のラックが表示されます。

シンセとして使う為に各種モジュールを追加していきます。

動画に撮りましたのでこちらからも手順を確認出来ます。

「MIDI-1」の追加

右クリックから検索窓に「midi」と入力します。

検索結果から「MIDI-1」をクリックします。

以下のモジュールが表示されます。

「AUDIO」の追加

右クリックから検索窓に「audio」と入力します。

検索結果から「Audio」をクリックします。

以下のモジュールも表示されます。

「Resonator」の追加

右クリックから検索窓に「reso」と入力します。

検索結果から「Resonator」をクリックします。

以下のモジュールも表示されます。

モジュールを結線する

上図のように結線します。

「resonator」の「EVEN」から「Audio」の「INPUTS」へ二つに分けるのは「Ctrl」を押しながらケーブルをドラッグすると一つの端子から複数のケーブルを接続出来ます。

これでDAWからMIDIを鳴らしてみて下さい。
(FLStudioであればPCキーボードで音が出るはずです)

適当にノブを動かして好きな音にしてみて下さい。

なおResonatorについてはこちらで記事を書いてますので、参考にして下さい。

VeeSeeVSTRackの使い方 エフェクトとして使う方法

シンプルにスプリングリバーブを用意したいと思います。

「VeeSeeVST Rack」をロードします。

ロードすると空のラックが表示されます。

エフェクトとして使う為に必要な各種モジュールを追加していきます。

動画に撮りましたのでこちらからも手順を確認出来ます。

「AUDIO」の追加

右クリックから検索窓に「audio」と入力します。

検索結果から「Audio」をクリックします。

以下のモジュールも表示されます。

「Spring Reverb」の追加

右クリックから検索窓に「reverb」と入力します。

検索結果から「Spring Reverb」をクリックします。

以下のモジュールも表示されます。

 

モノラルなのでモジュールを複製します。

モジュールの上にカーソルを置き、キーボードの「Ctrl + D」を押します。

これで二つ用意出来たと思います。

Spring Reverbの記事も書いていますので、気になった方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。

「Mixer」の追加

「Mixer」はパラメーター調整の為に使います。

モジュールがモノラルの為、パラメータを動かす時に一つずつ動かすのは面倒なので、モジュールを挟んで二つのパラメータをコントロールします。

右クリックから検索窓に「mixer」と入力します。

検索結果から「Mixer」をクリックします。(AudibleInstruments0.6.3)

以下のモジュールも表示されます。

Mixerの記事はこちらです。意外と奥が深く使い所が多いモジュールです。

モジュールを結線する

上図のように結線します。

「mixer」から「Spring Reverb」の「CV IN1」へ二つに分けるのは「Ctrl」を押しながらケーブルをドラッグすると一つの端子から複数のケーブルを接続出来ます。

これでDAWからMIDIを鳴らしてみて下さい。

そして「mixer」の赤いノブを時計回りに動かすとリバーブ音が聴こえてくると思います。

VCV RackをVSTとして使えるようにするVeeSeeVSTRackの解説まとめ

如何でしょうか。

Ver0.6とは言えVCV RackがVSTとして動作するのはかなり刺激的です。

残念ながらMidiのアウトが出来ないのでVCV Rackから他のソフトシンセなどのパラメータをコントロールするといった事は出来ません。

しかしVer1.0以降「CV-MIDI」が搭載されましたので、VeeSeeVSTRackがVCV Rack Ver1.0に対応すればそれも可能になります。

ますます楽しみになっていきます。

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