VeeSeeVSTRackをエフェクトとして使う(Filter編)
Chillout with Beats の yosi です。
以前にも紹介していますが、使っている人も少なそうなのでまた取り上げてみました。
VeeSeeVSTRackの導入方法及び簡単な使い方は以下の記事を参考にして下さい。
今回はVeeSeeVSTRackをエフェクターとして使う方法に絞って解説します。
作っておけばなんか欲しいなと思った時に使えます。
まずはFilterでおすすめの物をご紹介します。
VeeSeeVSTRackをエフェクターとして使う準備
簡単ですが、おさらいです。
まずミキサーにVeeSeeVSTRackを起動します。
右クリックから検索窓に「Audio」と入力し検索結果から「Audio」をクリックします。
以上で準備は完了です。
好きなエフェクトモジュールを足して接続するだけです。
具体的例をあげていきます。
VeeSeeVSTRackのおすすめFilter5選
右クリックから検索窓に「filter」と入力します。
すると以下の様に表示され「Tag」の所に「Filter/VCF」が表示されていますので、クリックします。
ここに表示されているモジュール全てがFilter系のモジュールです。
この中から5つ+1をご紹介します。
右クリックから名前で検索を掛ければ見つかります。
1. Southpole Rakes
しょっぱなからFilter?って感じのモジュールですが、Stereo Resonatorです。
ステレオ対応されているのでそのままつなげれば簡単に使えます。
動画を撮りました。
開発元の解説を載せておきます。
・Ableton Resonatorエフェクトに触発された
・6ステレオコームフィルター
・SEMIトーンまたはFREEに量子化されたV / OCT入力
・FINE離調はL / Rチャンネルの反対の符号で動作します
・値が小さいとハース効果が生じます(ステレオ拡張)
・個々のゲイン
・V / OCT入力にパッチされたコードジェネレーターとの併用が最適
2.Squinky Labs Formants
ステレオ対応していない為、工夫が必要です。
まずモジュールは2つ用意します。
そしてコントロールですが、今回はFLStudioからオートメーションしているのと、Mixerを使ってコントロールする方法2つを使っています。
動画を撮りました。
Vocal Animatorと同様に、これは一般的な歌声のフォルマント周波数に合わせて調整されたフィルターバンクです。ただし、Growlerとは異なり、フィルターはそれ自体ではアニメーション化しません。代わりに、特定の歌唱音を生成するように設定されます。フィルタは、人間の歌手の測定から取得した周波数、帯域幅、ゲインにプリセットされています。
Formantsから良いサウンドを得る最も簡単な方法の1つは、通常のVCFのように使用することです。たとえば、ADSRでFcを制御します。次に、2番目のモジュレーションソースを母音CVに入れます-遅いLFOのような単純なものが興味をそそります。
フィルターバンクとして使用します。ちょうど良い音になるようにノブを設定し、パッドにボーカルトーンを追加するために固定したままにします。繰り返しますが、母音CVを調整すると、簡単に素晴らしい結果が得られます。
いくつかのフォルマントの母音CVをシーケンスして、歌のようなものを合成してみてください。 Fcはそのままにしておくか、入力ピッチの移動に合わせて少し動かします。
3.Lindenberg Research Valerie MS20 Filter
情報が開発元に無い為、動画のみとなります。
名前から判る通りコルグのフィルターに影響を受けて作られたと思われます。
4.Lindenberg Research Laika Diode Ladder Filter
これも同じ開発もので情報が無い為、動画のみとなります。
名前からMoogのフィルターに影響を受けて作られたと思われます。
非常に良い歪み方をしています。
デュアルフィルターで順番を入れ替える事も出来ます。
5.FrozenWasteland Hair Pick
これに関してはフィルターと読んで良いのか判りません。
そして使い方がいまいち判りませんが、凄い音が鳴るという事でご紹介します。
ステレオ対応なのでそのまま使えます。
Intellijel / Cylonix Rainmakerの櫛形フィルターセクションに基づく
最善の策はこれを参照することです:https://intellijel.com/wp-content/uploads/2016/01/rainmaker_manual-v109.pdf
櫛形フィルターのサイズは、クロックと分周またはサイズパラメーターに基づいています-クロックをパッチすると、サイズノブが無効になります
V / Octはいずれかの方法を使用して動作します
サイズCVは、ClockまたはSizeの両方を使用してサイズを+/- 10%変更できます
16個の櫛パターンがあり、最後の8個は最初の8個のランダムに摂動したバージョンです。
タップカウントは、タップの数を1〜64の間で変更できます。これらは、レインメーカーのマニュアルに示されているパターンで非アクティブになります。
エッジレベル、テントレベル、およびテントタップは、タップの全体的な音量を制御します。
フィードバックタイプは、非線形性と指数関数的減衰を追加できます。クラリネットモードは今のところギターと同じです。
サイズアウトにより、櫛の長さで他のモジュールを制御できます(ポートランド天気でのフィードバック遅延時間など)
VeeSeeVSTRackをエフェクトとして使う(Filter編)まとめ
いかがでしょうか、かなり使える音があると思います。
他にも色々あるので是非試してみて下さい。
他のエフェクトについても随時取り上げていきます。
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