SweetsonicsのサイドチェインプラグインLaserの使い方②

使い方
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前回の記事はこちらからどうぞ。

今回はFLStudioを使いドラムループで「Laser」を効率的に使う方法を解説します。

「Laser」のサイドチェインに入ってくる音はKickならKickだけが望ましいです。

スレッショルドに掛かる音で判断されるため、Kickと同程度の大きさの音がループ内にあると正しくサイドチェインを掛ける事が出来ません。

ドラムループからKickを抽出する

ドラムループからKickの部分だけ抽出して「Laser」に送ります。

抽出といってもフィルターでKick以外の周波数をカットするだけです。

ただ、サイドチェインのルーティングを行う関係上、EQを挟む為にはミキサーか「Patcher」を挟む必要があります。

ここでは「Patcher」を使った方法を解説します。

前提条件

まず前提条件としてドラムループとBassのトラックが別々のミキサーに割り当てらている状態からスタートします。

ミキサー1にBass、ミキサー2にドラムループが割り当てられている事とします。

サイドチェインを設定する

ミキサー2のドラムループをミキサー1のBassのサイドチェインインプットにルーティングします。

やり方はミキサー2を選択した状態でミキサー1の▼で右クリックから「Sidechain to this track」をクリックします。

 

 

 

 

 

 

 

 

一応動画も用意しました。

 

Patcherを設定する

ミキサー1に「Patcher」を読み込み、「Laser」を追加します。

サイドチェインのインプットを用意していきます。

「From FL Studio」の上で右クリックから「Output」->「Audio」から「DrumLoop」※をクリックします。

※「DrumLoop」の部分はミキサーの名前が表示されるため、ミキサーに名前を付けていない場合は「Insert 2」等と表示されます。

次に「Laser」の上で右クリックから「Input」->「Audio」->「Add one」をクリックします。

サイドチェインのインプットが出来ますので、以下の様に接続します。

「Laser」を開き右上の歯車アイコンから「Processing」->「2.Sidechain」をドラッグして「1」にします。

EQを用意する

EQは何でも良いですが、極力切れが良いEQの方が調節し易いです。

ここではFLStudio標準の「Fruity parametric EQ 2」で解説していきます。

ブラウザから「Fruity parametric EQ 2」を「Patcher」のサイドチェインのルートにドラッグアンドドロップします。

言葉だと判りずらいので動画を用意しました。

 

あとはEQで「HighSelf」を使ってがっつり高音を削ってしまいます。

ここでは実際に「Laser」を使って調節した方が良いです。

「Kick」の所だけ反応するように設定していきます。

まとめ

EQでの処理だとたまにスネアや他の音が引っ掛かる事があります。

シビアに追い込むならSlicexに読み込んでKickだけパラアウトが良いかと思います。

しかしLaserは素晴らしいですね。

 

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