前回に引き続き「BYOD」の各プロセッサーについて音付きで解説していこうと思います。
前回の記事はこちらからどうぞ。
BYODの各プロセッサーの解説(Drive)
引き続きDriveのプロセッサーの解説で、これで最後です。
凄い量とクオリティですね。
Range Booster
Dallas Rangemasterペダルにインスパイアされたレンジブースターエフェクト。
Dallas Rangemasterペダルについてはこのブログが非常に判り易く解説されていました。
動画を見ると入力の音量でかなり音が変わるようです。
入力する音量が低いと殆ど歪んでくれません。
「Range Booster」の前に「Clean Gain」を置いて音量調節したらまるっきり変わりました。
Tone King
Analogman “King of Tone “ペダルのドライブステージを仮想的にアナログエミュレーションします。
これ凄いですね。
「King of Tone」はハンドメイドのコンパクトエフェクターで購入しようとしてもかなりの順番待ちがあるようです。
こちらのブログの方が購入奮闘記的な内容が書かれていて面白いです。
オフィシャルを見ると2017年11月に順番待ちリストに入った人達の出荷が2022年3月8日に行われたとあります。
凄いですね、5年弱です。
そんな貴重なエフェクターのエミュです。
Tube Screamer
オーバードライブペダル「Tube Screamer」のクリッピングステージを仮想的にアナログでエミュレート。
なぜ緑じゃないんでしょうね。
「Tube Screamer」の機種別で音の違いを検証している方がいました。
鳴らして見ましたが、いい感じですね~
Warp
非線形フィードバックフィルターに基づく駆動効果。
これはオリジナルのようです。
入力の段階である程度音量が無いとあまり変化しません。
「Warp」の前後に「Clean Gain」を置いて音量調節すると言いです。
「Freq」の動きを見てみました。
「Feedback」は下げるとレゾナンスを上げた時のような感じになります。
Waveshaper
老舗のSurge Synthesizerのエフェクトを借用したウェーブシェイプエフェクト。
これ凄いですね。
Surge SynthesizerのWaveshaper(43種)です。
唯一の不満は「Shape」の変更が面倒というところです。
これが左右のボタンで切り替えのような仕組みなら最高でした。
Yen Drive
Hermida Audio社製ZenDriveオーバードライブ・ペダルのバーチャル・アナログ・エミュレーション。
クリーントーンが良い感じですね。
まとめ
なんか滅茶苦茶ギターサウンドにこだわる人以外はまずはこれで良いんじゃないかなーと思います。(特にクリーントーン)
軽くは無いけど重くも無い位の負荷なので、使い勝手が非常に良いです。
AmpliTubeにしてもSoftubeにしても色々リアルでカッコいいですが、CPU負荷が重いですからね。
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