今日は昨日「BYOD」の記事を書いている時に見つけたニューラルネットワークを利用して作られたギターペダルプラグイン「NEURALPI」の紹介です。
こんな感じです。
キャビネットのIRのを通すともっと雰囲気が出ます。
「IR」を読み込む事が出来るのですが、今のバージョンだとIRのBypassが出来ないのでおすすめしません。
以下の動画は「BYOD」の「Amp IRs」を通してます。
ダウンロードした状態だと3つのモデルしかありませんが、追加のモデルがダウンロード可能です。
ダウンロードと追加方法も解説していきます。
概要
NeuralPiは、ニューラルネットワークを利用してRaspberry Pi 4上で本物のアンプやペダルをエミュレートするDIYギターペダルです。本物のアンプとペダルの録音から学習したモデルをプラグインにロードすることで、あなたのギターに無限の可能性をもたらします。GuitarMLは、独自のNeuralPiを構築するためのクロスコンパイルされたVST3プラグインと、WiFi経由でNeuralPiを制御するためのWindowsおよびMacインストーラー(VST3、AU、Standalone)を提供します。Win/Macプラグインは、NeuralPiを構築することなくGuitarMLの最先端のアンプ/ペダルモデルを試すことができる、完全な機能のギター・プラグインです。バージョン1.3では、スナップショット・モデルに加え、コンディショニング・モデルのロードが可能になりました。このタイプのモデルは、ゲイン/ドライブノブのフルレンジをより正確に再現します。詳しくはGitHubのReadMeとBuild Guideをご覧ください。
v1.3 利用可能なフォーマット(インストーラーから)
-Windows 7以上、32ビットまたは64ビット (スタンドアロン、VST3)
-Mac 10.11以上 (スタンドアロン、AU、VST3)
-Linux (スタンドアロン、VST3、LV2)
ダウンロード
ダウンロードは特に登録なく出来ます。
上記リンクより遷移し、OSがのアイコンをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
インストールはインストーラーがあるので基本デフォルトで大丈夫です。
デフォルトだとVST3版とスタンドアローン版が入ります。
ToneLibraryの追加
「ToneLibrary」の追加解説しておきます。
上記リンクより遷移し、色々表示されますが、「DOWNLOAD ALL」をクリックするとすべてダウンロード可能です。
ダウンロードしたら解凍しておきます。
「NEURALPI」を起動します。
「Import Tone」をクリックします。
ダイアログが表示されるので、解凍した「ToneLibrary」を選択します。
この時複数選択が可能なので、全部選択して「開く」をクリックします。
これで「Tone」のドロップダウンリストにインポートした「Tone」が「表示されるようになります。
IRのImportについて
「IR」も「Import IR」からインポートすることが出来ます。
ただ、現状一度インポートしてしまうとIRが選択された状態からGUI上で解除が出来ません。
もし読み込んでしまった方はインポートしたファイルが以下のPathに入っていますので、削除すれば無理やり解除出来ます。
%USERPROFILE%\Documents\GuitarML\NeuralPi\irs
まとめ
これまた素晴らしいですね。
IRだと歪みの再現は出来ませんが、ニューラルネットワークを使うと上手い具合にモデリング出来るんですね。
プラグインとAI技術って相性が良いのかもしれませんね。
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