Voltage Modular Igniteの購入と登録と増えたモジュールの使い方
Chillout with Beats の yosi です。
PSPの全部入りが気になって気になってとりあえずIgniteを買ってしまいました。
まあIgniteとCoreの違い知りたかったし(Core買う前提か?)
という事でPluginBoutiqueで購入した場合の流れとどんな事が出来るのかを解説します。
Voltage Modular Ignite購入後の流れ
「MY ACCOUNT」をクリックします。
シリアルが表示されているのでコピーします。
そして「DOWNLOAD」をクリックします。
Cherry Audioの登録ページが表示されるので、先ほどコピーしたシリアルを貼り付け、「Redeem Product」をクリック
Voltage Modularを起動していると以下の画面が表示されるので、「Reflesh」をクリック
もしVoltage Modularを起動していなくても起動時に表示されると思われる。
以下の様な感じで買ってにダウンロードが始まります。
この辺は本当に良く出来ていて楽で良いです。
これでIgniteへのアップグレードは完了です。
Voltage Modular Igniteで出来ること
まずはプリセットを見てみましょう。
Ignite用のプリセットがカテゴリとして増えています。
「All Prisets」をクリックすると結構な量のプリセットが表示されます。
幾つかプリセットを見ていると以下の様なマスクが掛かったような表示がありました。
これはDemo版として動作しており、Igniteには入っていないモジュールです。
「Info」をクリックするとこのモジュールが何のバンドルに含まれているのか、価格は幾らなのかといった情報が表示されます。
プリセットを一通り確認しましたが、Polyのプリセットが見当たりませんでした。
ただ、Igniteでも出来る「Poly CV Converter」があるので出来るはずです。
という事で作ってみました。
Igniteで4音Polyシンセを作る
もしかしたらもっと簡単な方法があるのかもしれませんが、試行錯誤せずいきます。
4音Polyシンセに必要なモジュール
・Filter *4
・ENVELOPE GENERATOR *4
・AMPLIFIER*4
ばかばかしく思えるかもしれませんが、Polyに対応していない為、すべて4つ必要です。
特に難しい事は無いので解説は省きます。
単純に「MIDI」と「Poly CV Converter」を接続し、各「PITCH CV」と「OSCILLATOR」の「KEYB CV」をつなぐ所以外は同じです。
あとは音をまとめる為に「Six-Input Mixer」を使っている位です。
4音ポリでこれですからやってられませんね。
ポイントは「Poly CV Converter」の「number of voices」をPoly数に応じて変更させる所位です。
頑張れば複数台の「Poly CV Converter」を使ってMIDIチャンネルで分ける事も可能ですが、やはりPoly対応のモジュールを使うべきです。
Voltage Modular Igniteで作るKickサウンド
Coreを買う前に少し書いときます。(買ったあとじゃやらなそうなので・・・)
Voltage Modular Igniteにはドラムモジュールがあるので解説します。
以下マニュアルのGoogle翻訳です。
DRUM OSCILLATOR
Cherry Audio Drum Oscillatorモジュールは、特にビンテージなアナログスタイルのドラムサウンドを作成するために作られたシンプルな3波形オシレーターです。オシレーターのピッチは30 Hz〜1200 Hzに調整でき、CV Mod入力を介して変調できます。
アナログドラムサウンドは、オシレータのピッチを短いエンベロープで変調して、ドラムの「スマック」を模倣することによって作成されることがよくあります。シンプルなキック音を作成するには、まずピッチノブを60 Hz前後の周波数に設定します。次に、正弦波出力をAmplifierモジュールの入力ジャックにパッチします。次に、パーカッションEG(エンベロープジェネレーター)モジュールを追加し、そのEnv OutジャックをアンプのCV Inジャックにパッチします。次に、I / OパネルのCV OutsセクションのTrigジャックをPerc EGモジュールのTrig Inジャックに接続します。これで、キーが押されたときに短いトーンが聞こえます。ドラムの長さが気になるまで減衰設定を調整します。次に、ピッチエンベロープの作成に使用する2番目のPerc EGモジュールを追加します。 Env OutジャックをドラムオシレーターのCV Mod入力にパッチし、CV modの量を約75%に設定します。最後に、Trig InジャックをI / Oパネルの同じTrig出力に接続します。
タイトルはかなり具体的に見えますが、このオシレーターのアプリケーションはドラムサウンドの作成をはるかに超えています!波形出力の1つをリング変調入力として使用するか、FM合成パッチの「演算子」としていくつかのインスタンスを使用してみてください。
Inputs, Outputs and Controls
CV Modジャックとアッテネーター-オシレーターのピッチを外部から制御するためのCV入力。 CV Modの量が100%の場合、オシレーターのピッチは典型的なKeyb CV入力のように1V / Octでキーボード全体にマッピングされます。
Pitch-オシレーターの周波数を30 Hz〜1200 Hzに設定します。
このオシレーターを従来のオシレーターとチューニングして演奏するには、音符Cのオクターブの1つに等しい周波数にピッチを設定する必要があります。
C1 = 32.70 Hz
C2 = 65.41 Hz
C3 = 130.81 Hz
C4 = 261.63 Hz
C5 = 523.25 Hz
波形出力-正弦波、三角波、および方形波発振器の3つの個別の出力。これらは任意の組み合わせで同時に使用でき、すべてピッチノブとCV Mod入力によって影響を受けます。
Kickサウンドの作り方
動画を用意しました。
概ね判るよという方はこちらを参考にしてみて下さい。
Kickで重要となるのはエンベロープなので、標準の他に前回Bate版を入手した「SLAP」を使ってみました。(後半はちょっと遊んでシーケンサーからピッチを変えています)
「SLAP」の入手はこちらの記事を参考にして下さい。
使うモジュール
・ENVELOPE GENERATOR *1
・AMPLIFIER*1
・Eight-Step Sequencer*1
・Vult Slap*1
・Crossfade(聴き分ける用)*1
配線
特に難しい事はありません。
「8-Step Sequencer」の「OUTPUT」を「DRUM OSCILLATOR」に接続します。
続いて「DRUM OSCILLATOR」のサイン波のOUTと「AMPLIFIER」の「INPUT」を接続します。
「AMPLIFIER」の「OUT」と「MAIN OUTS」の「1L(M)」に接続します。
「8-Step Sequencer」の「GATE OUT」を「ENVELOPE GENERATOR」の「GATE IN」と「Vult Slap」の「GATE」に接続します。
「ENVELOPE GENERATOR」の「ENV OUT」を「Crossfade」の「INPUT 1」に「Vult Slap」の「OUT」を「Crossfade」の「INPUT 2」に接続します。
「Crossfade」の「OUT」と「AMPLITER」の「CV IN」に接続します。
これで配線が完了しました。
動作確認
「8-Step Sequencer」の再生ボタンをクリックしてください。
音が鳴ると思います。
「RATE」でシーケンサのスピードは適宜変えて下さい。
簡単に「Crossfade」の解説をします。
接続が上の手順通りなら「INITIAL BALANCE」ノブを左に回すと「ENVELOPE GENERATOR」のエンベロープで「DRUM OSCILLATOR」が鳴ります。
右に回すと「Vult Slap」のエンベロープが使われます。
これでエンベロープによる音の違いを確認してみて下さい。
とりあえずKickの音を出す場合は以下の様な設定でそれっぽくなります。
Voltage Modular Igniteの購入と登録と増えたモジュールの使い方まとめ
やはりIgniteでは満足度はかなり低いです。(Nucleusと出来る事がそんなに変わらない)
論理演算系が追加されているのでこの辺の使い方解説をしたら、Coreを購入してそちらの解説をしていこうかと思います。
何にしても今はPSPの全部入りを買うかを悩む日々・・・
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