概要
Chillout with Beats の yosi です。
VCV Rackの記事第十三回目です。
前回の記事はこちら
前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。
今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。
最近色々検索していると実物のモジュラーシンセの写真を見るのですが、いや~Mutable Instruments 大人気ですね。大体1つか2つは組み込まれています。
補助的なモジュールなのでサラッといきます。
Mutable Instruments の製品で初めて見たまんまの動きしてくれたよ。
嬉しくてデモ音源を作っちゃいました。最近Lo-Fi Hiphopを聴いていたので影響を受けています。
多分多くの人がモジュラーでこういう音が作れるって知らないと思うんですよね。
全てVCV Rackで作ってます。(サンプルはPlayerで鳴らしてます)
Multiples(Links)
オフィシャルの説明です。
Linksはシグナルの分配とミキシングに焦点を当てた3つのユーティリティ関数を提供します。
説明は何のこっちゃ判りませんが、3つのセクションがあって、それぞれミキシング方式が異なりますよーということです。
ポイント
1:3は均等に分配します。
スプリッターとして使えます。
2:2は加算されます。
音が小さい時や違う波形同士を掛け合わせたい時等に利用できます。
これを使う事で複雑なLFOを作り出す事もできます。
あと逆相の波形を当てるとミュートすることもできます。
3:1は平均化されます。
2:2と似ていますが、3つのINを平均化しますので、波を大きくせずに3つのLFOを混ぜてたり、オシレータを混ぜるのにも使えます。(クリッピング回避に使えます)
1:3 SECTION
モジュールのこのセクションはバッファ付き倍数です。 IN入力にパッチされた信号は、電圧降下なしに3つのOUT出力のそれぞれに複製されます。
このセクションでは、キーボード、シーケンサー、またはMIDIインターフェイスから複数のVCOにノートCVを送信することができます。しかし、オーディオ信号やモジュレーションを複数のモジュールに分配することもできます。
2:2 SECTION
このセクションは高精度の加算器/混合器および倍数として機能します。 IN入力にパッチされた2つの信号が加算され、その結果が2つのOUT出力のそれぞれで利用可能になります。
もちろん、このセクションを1:2の倍数として使用することもできます。IN入力の1つだけがパッチされていない場合です。
このセクションでは精密加算回路を使用しているので、ノートCVをトランスポーズするためにそれを使用することが可能です。例えば、シーケンサーのCV出力を最初の入力に、キーボードのCV出力を2番目の入力にパッチします。出力をVCOにパッチします。このパッチでは、シーケンスはキーボードによって置き換えられます。
このセクションでは、オーディオ信号または変調信号もミキシングおよび/またはミュートすることができます。
3:1 SECTION
このセクションは平均値として機能します。各IN入力に送られる3つの信号はミックスされ、ミックスに1/3のゲインが適用されます。クリッピングを引き起こさずにオーディオ信号をミキシングするのに特に便利です。
まとめ
今回は本当にまたままでした。マニュアルにも隠しパラメータのようなものはありませんでした。
ただ使い方は奥が深いです。LFOの形を上手くコントロールすると面白い効果が得られます。
モジュラーが思っていたより楽しいので、SoftubeのModulerかCherry Audio Voltage Modularあたりが欲しくなって気ました。
それぞれ特徴があるのでこの辺の比べました記事でも書こうかな。
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