Sugar BytesのモノシンセCYCLOPの使い方(基礎編③)
前回の記事はこちら


今回は「Main Control」についての解説です。
CYCLOPには4つのコントローラーがあります。
何回かに分けて書いていきます。
②FXノブ: FXシーケンサーについてのコントロール
③Assignノブ: 2つの Wobble->Parameter 割り当ての間でモーフィングをコントロール
④Soundノブ: マニュアル値で、パラメータをコントロール
①Wobbleノブ
Wobble Generator は、インストゥルメントの左上にある強力な Wobble Knob で表示されます。Wobble ノブでは、12 種類の LFO スピードと波形から選択することができます。Wobbleはモジュレーターであり、16種類の内部ターゲットにアサインすることができます。
最初ちょっと判り辛いのですが、覚えてしまえば簡単です。
効果が判り易くする為に「INT」のプリセットを使っています。
Wobbleノブに割当るパラメータは以下のアイコンの「WBL AMT」からアクセスします。
パット見るとシーケンサーの様に見えるので、横が時間軸のように思ってしまうかもしれません。(私は最初そう思いました)
横軸はパラメータ単位で、縦軸が変化幅のコントロールです。
①音程:どれ位の音程を動かすか決めます。
②音量:どれ位の音量を動かすか決めます。
③④Synth1、Synth2それぞれ3つのパラメータの変化量を決めます。
⑤⑥Filter1、Fileter2それぞれの変化量を決めます。
あと以下の2つはSynth1とSynth2のMix度合いとFilter1とFilter2のMix度合いを決める事が出来ます。
ノブは以下の2つです。
Splitにするとノブが表示されません。
使い方ですが、真ん中より上にすると+側、真ん中より下にすると-側にノブ動きます。
またノブ1つですが、これだけでもかなり色々出来る感じがしますよね。
WobbleノブのLFO
CYCLOPの強みですが、Wobbleノブの各ポジション毎にLFOの波形を設定出来ます。
一括での変更は下の中央の波形をドラッグで変更出来ます。
WobbleノブのMIDIノートによるコントロール
この機能はうれしいですね。
MIDIノートでノブの位置を決める事が出来ます。
下図の左上赤枠をクリックし、キーボードアイコンをクリックするとMIDIノートでコントロールが可能になります。
Sugar BytesのモノシンセCYCLOPの使い方(基礎編③)まとめ
CYCLOPは凝った事を綿密に狙って出来ます。
特にDubStepの様な色々な音を散りばめる系の曲にはピッタリのシンセだと思います。
CPU負荷が高くないのも素晴らしいポイントです。
次回は「FXノブ」の解説をしていきます。
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