Wavesさん凄いのだしてきました。
COSMOS Sample Finderはサンプルを簡単に探す事が出来るブラウザアプリです。
アプリなのでDAWからは使えません。
しかし同じタイミングでリリースされたCR8 Creative SamplerはCOSMOSと連携する事が出来ます。
兎にも角にもCOSMOSはDTMやる方は全員ダウンロードすべきアプリです。
無料でこれだけのアプリをリリースしてくれるのは素晴らしいですね。
ただXOのインターフェイスもろパクリと言う点はちょっとなぁと思います。
XO
COSMOS
多くの方が使うでしょうからダウンロードからインストール、実際に使う所まで2回に分けて解説していきます。
概要
サンプルはクリエイティブな宝物です。しかし、それは正しいものを素早く見つけることができればの話です。
COSMOSは、あなたのハードディスクにあるすべてのワンショットとループを、検索しやすい場所に集めました。先進のWaves Neural Networksテクノロジーを使用して、あなたのサンプルコレクション全体を分析し、自動タグ付けし、1つの統合データベースに分類するので、簡単にすべてを見つけることができます。サンプルをどこに置いたか、ファイル名がどうであれ、COSMOSはあなたに代わってそれらを見つけます。COSMOSは、時間や創造性を失わないように、流れを維持します。3つのビューで、すべてのサンプルを視覚的に見ることができます。波形、リスト、COSMOSの3つのビューで、すべてのサンプルを視覚的に見ることができます。ワンショットとループは、楽器、BPM、キー、そして明るさ、彩度、ダイナミクスなどのサウンド特性でフィルタリングして検索することができます。
サチュレーションのかかったキックを探したい?COSMOSに “saturated “と “kick “と入力すれば、ファイル名に関係なく、すべてのサチュレートキックが表示されます。BPM120の明るいリバーブドラムループをお探しですか?あるいは、シネマティックな雰囲気を持つF#-minorのサチュレートシンセサンプルが必要ですか?COSMOSは、適切なタグを選択するだけで、あなたが求めるサンプルを即座に提供します。
COSMOSの中で、ワンクリックで簡単にサンプルを試聴することができます。そして、欲しいサンプルをサンプラーやDAWに直接ドラッグ&ドロップするだけです。
COSMOSはスタンドアロンアプリとして、またはWaves CR8 Creative Samplerとシームレスに統合し、超高速でクリエイティブなワークフローを実現します。
ボーナスとして、COSMOSには2500以上のワンショットとループがプリパックされています。
COSMOSがあれば、ごちゃごちゃしたフォルダを探さなくても、サンプル・コレクション全体をすばやく簡単に検索できます。
特徴
・すべてのサンプルフォルダを瞬時に検索可能なデータベースにする
・AIを使用して、すべてのワンショットとループを分析し、自動タグ付けします。
・すべてのサンプルを楽器、キー、BPM、キャラクターなどで検索可能
・3つのアクセス可能なブラウズビュー。波形、リスト、コスモス
・サンプルコレクションやお気に入りを作成し、将来すぐに使用可能
・WAV、AIF、OGG、FLACのすべてのファイルに対応
・スタンドアロンでもWaves CR8クリエイティブサンプラーとの併用でも使用可能
・Waves Neural Networksテクノロジー搭載
COSMOS Sample Finderのダウンロードとインストール
上記リンクより遷移し「」をクリックします。
するとユーザ名とパスワードを聞かれるので入力し、「Log in」をクリックします。
ログインしたら「GET COSMOS FREE」をクリックします。
これで自分のアカウントにCOSMOS Sample Finder(以降COSMOS)が追加されます。
一度アカウントに追加されればダウンロードは「Waves Central」を使って行います。
もしお持ちで無い方はダウンロードしたインストールしておいてください。
「Waves Central」を起動すると「LOG IN」をクリックします。
ユーザ名とパスワードを聞かれますので入力し、毎回ユーザ名とパスワードの入力が面倒な方は「Remember me」にチェックを入れて「LOG IN」クリックします。
以下の様なポップアップが表示されたら「COSMOS」とは関係無いので今は「x」で閉じます。
「Sample Finder」にチェックを付けて「Install & Activate」をクリックします。
あとは自動でインストールされるので、終わるまで待ちます。
Winの場合はスタートメニューの一番上の「最近追加されたもの」に「COSMOS」のアイコンがありますのでクリックします。
もし見当たらない場合はWavesフォルダではなく「C」のカテゴリにあります。
初めにやる事と知っておくこと
自分のサンプルフォルダを追加する
サンプルの追加は左側の「Local Folders」の隣にある「+」をクリックすると選択ダイアログが表示されますので、サンプルフォルダを選択します。
すると以下の様にフォルダが追加されます。
フォルダ数が多いと認識しないかもしれません。
(その場合アップデートを待つか、個別に登録していくしかなさそうです)
追加した後はしばらく解析が始まり下図の赤枠部分の様に円グラフの様な感じで進捗が表示されます。
解析中はCPU負荷は100%近くまで上がるので、寝る前や出かける前に追加して放置すると良いです。
スキャンと止めたい場合は右上の一時停止ボタンを押すと止まります。
スキャンを止めてもちゃんと次回スキャン時に前回の続きからスキャンをしてくれます。
ビューを変更する
「COSMOS」には3つのビューが搭載されています。
変更は画面中央のアイコンから行います。
WAVEFORM
デフォルトの表示です。
背景が表示されるのでイメージしやすいです。
ただし縦幅が広いのでスクロール時に少しもたつきを感じます。
(スペックの問題かもしれません)
LIST
波形が表示されない分1画面に表示されるサンプルの数が多いです。
COSMOS
XOのパクリのワンショットを表示するビューです。
まんまですね。
右下の似た音色を表示する機能もそっくりです。
「COSMOS」では表示するカテゴリタイプを画面中央上部から変更出来ます。
一部マニュアルに記載があったので日本語訳を引用しました。
・”Space “マップでは、左側に乾いたサンプル、右側に濡れたサンプルが表示されます。
・“Brightness”マップは、画面の左側に暗い音、右側に明るい音が配置されるといった具合です。
・“Instrument”は少し異なり、同じ楽器のサンプルは同じ “銀河 “に分類されます。
動画を用意しました。
特に「Instrument」は素晴らしいです。
楽器毎に大体の塊になっているので似た音をささっと探す時に重宝しそうです。
まとめ
これが無料とはちょっと信じられないです。
そしてここまで「XO」似ていると「XO」を作った人がWavesに移ったんじゃないかとすら思ってしまいます。
続きはこちらからどうぞ。
コメント
久しぶりにわかりやすく凄いソフトが出てきましたね。テンション上がります。
XOっぽいですし、後発な分追加機能も魅力的です。
ただ、これ無料ですけどアップデートは有料なんですかね?
製品ページのアップデートの有効期限はその他製品と同様1年間になってますね。
Waves使ってないんでここら辺のライセンス関係の知識皆無です。
それにしても凄い。気合のレビューお疲れさまです!
ほんとこれは良いですね。
WavesのライセンスはBitwigと同じで1年間はアップデートをサポートして以降はWUP (Waves Update Plan)を購入する必要があります。
ですから使う分にはずっと使えます。
今全然時間取れないのですが、こういう需要がある製品に関する記事のGoogle検索上位に内容が薄い記事が来るのが許せなくてw
(Google検索は早いもん勝ちの要素もあるので早く書く必要もありなんです)
もう少し書いていきます!