ThenatanのLo-FiエフェクトVybzの音付きレビュー

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ThenatanのLo-FiエフェクトVybzの音付きレビュー

セール中なのでレビュー書いときます。

 

結論から書きますと既にLo-Fi系のプラグインを複数お持ちの方には少し物足りないかと思います。(イメージとしてはRC-20Reelsを足して2.5~3で割った感じです)

ただまだLo-Fi系プラグインをお持ちで無い方には購入候補として価格と機能面で魅力的です。

あと理由は判りませんが、 Baby Audioの技術が使われているっぽいです。

この簡易レビューでは以下の内容をざっくりレビューします。

・Vybzの概要
・VybzのCPU負荷
・Vybzの各モジュール
 

 

Vybzの概要

Vybzは XLN AudioのRC-20に近い作りです。

モジュール毎にOn/Offが出来てパラメータ数は少なめでシンプルな設計です。

個人的な意見ですが、品質と機能の作り込みはRC-20に及びません。

ですが、RC-20には搭載されていない機能も結構あります。

特徴

・テクスチャユニットを使って、既存のオーディオにテクスチャを重ねることができます。
・非常に速く、パワフルで高品質なリバーブサウンドを得るために設計されたIii verb。+ コンボリューション・リバーブ
・エコー・ユニットを使えば、短いスラップや無限大のフィードバックを得ることができます。
・内蔵のアナログスタイルのディストーションを使ってシグナルを歪ませたり、VYBZ MODERN WAVESHAPERを使ってサウンドをシェイプしたりすることができます。
・タイムマシンを使えば、1930年から現在までのレコードの年号を選択したり、VHSとドロップアウトエフェクトでローファイマジックを感じたりすることができます。
・ステレオ・エンハンスメント、ボリューム・モジュレーション/サイド・チェイン、トランス・ゲート、トレモロ/パンナーは全てモーション・モジュールで利用可能。
・Iiバンド、最も重要な周波数、ローエンドとハイエンドのバランスを補正するために設計されたイコライザーとダイナミックEQ。
・プリセットも豊富に用意されているので、すぐに作業に取り掛かることができます。

 

VybzのCPU負荷

Core i7-4770K 3.5GHzのPCで大体9%でした。

決して高くはないですが、低くもないです。

各モジュールのOn/OffはCPU負荷に影響しません。

なおレイテンシーは92.88msです。

IRを使っているのでレイテンシーは多めです。
(IRを使わなくても変化なし)

Vybzの各モジュール

Vybzには全部で7つのモジュールがあります。

Texture

ノイズジェネレーターとでも言いますか、全部で9つのノイズタイプが収録されています。

そして自分のサンプルを読み込む事も出来ます。

LowPassとHighPassフィルターが搭載されており、ノイズの周波数のコンロトールが可能です。

ダッキングの機能が付いていますが、サイドチェインインプット等は無いので、結構微妙です。

例えばノイズをKickでダッキングしたいとすると、KickのみにVybzを掛ける必要があります。(ちょっとこれは使い辛いです)

 

III Verb

リバーブで、3種類のアルゴリズムリバーブと25種のIRリバーブが搭載されています。

また自分のIRを読み込む事も可能です。

LowPassとHighPassフィルターも搭載です。

あとLFOを掛ける事も出来ます。

 

ECHO

左右別々に設定可能なDelayです。

On/Offだけしか出来ませんが、コーラスも搭載されています。

シンプルですが、キャラクターの変更も出来ます。

DelayもLFOを掛ける事が出来ます。

 

Damage

歪み系のモジュールで4つの歪みモデルとビットクラッシャーがセットになっています。

 

 

Time Machine

何故かこの「Time Machine」はモジュールをOFFにする事が出来ません。
(他のモジュールは全部付いてるのに・・・)

なお画面右上のアイコンはVSHモードのOn/Offです。

「Dropout」でラジオなどのサウンドが途切れる効果を再現出来ます。

 

Motion

ステレオのコントロール、パンナー、サイドチェインをコントロール出来ます。

これは正直言って使い辛いです。

特にサイドチェインの効果が得られる「Pumper」のエディットは画面が小さすぎます。

 

II Band/Dynamic Eq

2バンドのEQとダイナミックEQです。

最後の調整用として使えますが、あまり使い易いとは言えないです。

 

Real-World Simulations

隠れていますが、右上のアイコンをクリックすると表示されます。

IRでスマホやラジカセ等の音を鳴らす事が出来ます。

 

NYComp

あとモジュールでは無く、ワンノブですが、コンプを掛ける事が出来ます。

テクスチャーで足したノイズが良い感じで潰れます。

 

コメント

  1. このサイトのファン より:

    記事見て気になってた製品のレビューだ早い!

    そして、こういうLo-Fi系のエフェクトを見て思ってしまうのは、自分でエフェクトを調整してLo-Fi感出すよりも、実機のエミュレーション系のプラグイン使ったほうが楽かなーという感想。
    そういう意味で1つ前の記事のReelsは良い感じですが、Vybzは今後に期待という感じですね。
    このサイトでも取り上げられてますが、私はWavesfactoryのCassetteが好きです。
    カセットのエミュなのでReelsとはエミュレーションしてるものが違いますが、手軽に使えて良い!

    • yosi より:

      いつもコメントありがとうございます。

      >記事見て気になってた製品のレビューだ早い!
      ちょっとだけ時間が出来たので頑張ってみました。

      Vybzは悪くないんですが、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。
      そして私はちょっとこのデベロッパーさんを懐疑的にみています。
      VybzはBaby AudioのSuper VHSを拡張したプラグインだと思うんです。
      (中の人は同じかもしれません)

      デベロッパーは違うからアプグレなどは無いでしょうし・・・
      今後の動向を注視していきます。

      話がそれましたが、WavesfactoryのCassetteは最高ですね。
      カセットエミュの中でも最高峰は間違いないです。
      唯一の残念ポイントはテープストップが付いてない(別プラグイン)の点でしょうか。