Xfer RecordsのSerumでベロシティを使えるようにする方法

2021 08 26 02h47 17 使い方
スポンサーリンク

少し前に実家に戻った差にSC88Proを持って帰って来たので色々調べている所なんです。

そしてらこんな記事を見つけました。

レイ・ハラカミさんの「OWARI NO KISETSU(終りの季節)」をSC88Proで完コピするという方が居ました。(リンク先に音源あり)

結構な再現度に驚くのと本当にレイ・ハラカミさんはSC88Proであんな素晴らしい楽曲を作っていたのかと思うと脱帽です。
(SC88Proから出した音まんまと言う事はないでしょうが)

あとこんな動画も見つけました。

Logicのプロジェクトファイルのダウンロードも可能です。

原曲の動画も載せようと思ったのですが、ちょっとオフィシャルが無いので止めときました。(普通にYoutubeにあるので検索してみて下さい)

はい、本題です。

前回はVitalでベロシティを使えるようにする記事書きましたが、Serumでも書いておきます。

Serumも多くの無料有料のプリセットが存在し、ベロシティに反応しないプリセットも多々あります。

ベロシティに反応するようにすれば表現の幅が広がりますし、「HY-SeqCollection2」の様なMIDI系プラグインでを活用する事が出来ます。

「HY-SeqCollection2」の無料版についても記事を書いていますので、是非どうぞ。

この記事は以下の内容でお送りします。

・Xfer RecordsのSerumでベロシティに反応するようになる設定

 

Xfer RecordsのSerumでベロシティに反応するようになる設定

SerumもVital同様ベロシティに反応する

無料のプリセットは結構バラバラです。

幾つかのデベロッパーさんの100以上のプリセットを確認しましたが、大体Ampをモジュレートすることでベロシティに反応するようにしている感じです。

他にはOSCのボリュームをモジュレートするケースもありました。

この記事では以下の内容でお送りします。

・SerumのAmpをモジュレートしてベロシティに反応するようにする
・Serumの各OSCをモジュレートしてベロシティに反応するようにする

 

SerumのAmpをモジュレートしてベロシティに反応するようにする

「Amp」のパラメーターは「Serum」GUI上には存在しません。

「MATRIX」のページから設定する必要があります。

「Serum」を開いたら「MATRIX」のページを開きます。

2021 08 26 01h40 17

「SOURCE」から「Velo」を選択します。

2021 08 26 01h40 54

「DESRINATION」から「Global」->「Amp」を選択します。

2021 08 26 01h41 54

「AMOUNT」を右側に振り、「TYPE」をクリックして「⇔」に変更します。

2021 08 26 01h44 59

動画も用意しました。

 

Serumの各OSCをモジュレートしてベロシティに反応するようにする

この方法は単純にベロシティに反応するというだけでなく、各OSC毎の音量バランスをベロシティの強弱で変えたい場合にも良いです。

こんな感じです。

ベロシティが低い時は「NOISE」※が殆ど聴こえない為、柔らかめの音ですが、ベロシティが高くなるにつれて「NOISE」の音も大きくなり、高音がパリッとした音になります。

※このプリセットは「NOISE」にホーンっぽいWavが使われている

 

設定方法

設定は普通のモジュレート方法と同じで右下の「VELO」を各「OSC」や「NOISE」の「LEVEL」にドラッグアンドドロップして範囲を調節するだけです。

動画を用意しました。

 

 

まとめ

Dropで音量を上げるのにオートメーションを使うと言うのは視覚上判り易くて良いですが、スピード重視ならベロシティを設定して調節するのも良いんじゃないでしょうか。

今更ですが、ベロシティによるモジュレーションってMPEですね。

活用しない手はないような気がしてきました。

ちょっと調査して別の記事を書くかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました