Avengerの使い方 FLStudioでARPやSEQをMIDI出力する方法4
Chillout with Beats管理人 の yosi です。
今回は「FLStudioでAvengerのDrumパターンをMIDI出力する方法」です。
FLStudioの「Burn MIDI」では出力出来ません。
その前にAvengerのDrum概念が判りずらいかもしれないので軽く解説入れます。
AvengerのDrumは2タイプある
主に二つに分けられます。
・「Drum」カテゴリに分類されているドラムシンセタイプ
それぞれの違いは前者はワンノートで鳴り、後者はDAWのMIDIシーケンサーから打ち込む必要があります。
言葉だと判り辛いので、以下の動画を見てみて下さい。
Drum Seqで内部Drumを鳴らすタイプの特徴
Drum SeqはAvengerのチート機能と言っても良いかと思います。
簡単に言うと内部にドラムサンプラーとパターンライブラリを備えています。
普通ならこれだけでも一つの製品として成り立つのですが、Avengerは統合されています。
「Drum」カテゴリに分類されているドラムシンセタイプ特徴
ドラムシンセの様にオシレータで作成されたドラムキットです。
Zoneでそれぞれのドラムの音が個別に鍵盤に割り当てられています。
その為、「Drum Seq」から鳴らす事が出来ません。
AvengerからDrumパターンをMIDI出力する方法
前置きが少し長くなりましたが、本題です。
「SEQ」カテゴリから今回は「SQ City Beatz」を使って解説します。
非常に簡単で、以下の画像の箇所を右クリックすると「MIDI Export」が出てきます。
ここから出力するだけです。
(赤枠のノブ以外の所で右クリック)
問題は非常に判り辛いという事だけですね。
この書き出したMIDIデータを読み込んで「Drum」のプリセットで鳴らすと事も出来ます。
Avengerの使い方 FLStudioでARPやSEQをMIDI出力する方法4
FLStudioの「Burn to」機能では書き出せないので、ダメかと思ったのですが、意外な所から出来ました。
インポートも出来るので、ドラムパターンライブラリにもなる優れものです。
次回は「FLStudioでAvengerのSEQをMIDI出力する方法」を解説します。
コメント