Yuri Semenovのハードとソフト2種類のクリッパーを搭載したYS – Velvet Boxの紹介
Yuri Semenovさんから新しいプラグインYS – Velvet Boxがリリースされましたので、ご紹介です。
YS – Velvet Boxはコンプ、エクスパンダ―、EQ、クリッパー等を搭載したチャンネルストリップに近いプラグインです。
音デモ
クリッパーとTubeパラメータを動かした様子を動画にしました。
FLUXは左右に自然な感じで微妙に広げてくれます。
概要
マスターバスにもトラック単体にも使えるコンパクトなサウンド処理用プラグイン。
小さな “箱 “でありながら、非常に多くの機能を備えています。
スレッショルド0-6dBのソフトクリッパーと-0,01dBのハードピークリミッター、
FLUX-プロジェクトのテンポに応じてランダムに左右のチャンネルにわずかな差を作り出し、静的な印象をなくします。
Expander-Expanderはマイナスでもプラスでも動作します。
幅広い周波数を調整できる6バンドのEQ。スロープ調整可能な低音と高音の “シェルフ “と4つの “ベル”選択ボタンで周波数とボリューム値を固定できる “シェルフ “形式の低域サプレッサー。
XFRM_奇数倍音、Hi Cutボタンは、両方のタイプの飽和の倍音の高域のみを下げます。TUBE偶数倍音、デフォルトでは1つの倍音#2のみが追加され、ボタンをクリックすると倍音#4が追加されます。 ノイズは静的に追加されるのではなく、信号強度から動的に追加され、ホワイトノイズとピンクノイズを別々に調整できます。
ボリュームメーターはVUとLUFSの2種類。
このプラグインにはMonoとTwo Monoの2つのバージョンがあります。2モノはステレオ・モード、独立した2つの調整可能なチャンネル・モード、ミッドサイド・モードで動作します。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、OS毎に分かれたダウンロードリンクをクリックします。
GDriveに遷移するので右上のダウンロードアイコンをクリック
「このままダウンロード」をクリック
これでダウンロードが始まります。
インストール
Winの場合、ダウンロードしたファイルを解凍するとVST2とVST3の圧縮ファイルが出てきます。
基本的にはVST3(YS – Velvet BOX_v 1.0_WIN_VST3 x64 (Yuri Semenov).zip)を解凍します。
解凍すると2つのフォルダが出てきます。
これをVST3のフォルダに入れればインストールは完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
(m)の方はモノラル版です。
まとめ
Yuri Semenovさんの新作これも良いですね。
前にも書いたかもしれませんが、SynthEditで作られているんですよね。
ひと昔前はSynthEditで作られているプラグインは見た目が悪く、音のクオリティも低かったです。
しかし最近はSynthEdit側のアップデートによるものなのか、見た目では到底判断できず、音のクオリティも高いプラグインが出てきています。
既にSynthEdit製だからと馬鹿に出来ないクオリティに達しています。
コードが書けなくてもミュージシャンやエンジニアが自分でプラグインを作れる時代なんだと改めて感じます。
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