OhmforceのSkrillexも絶賛したレガシープラグインが無料配布開始
過去最大のレガシープラグインの無料化だと思います。
AudioDamageさんやToneBoosterさんも衝撃でしたが、Ohmforceさんは元値が高かったですし、人気もありましたから無料になるとは思いませんでした。


そして今回新たに無料プラグイン「Frohmager」も公開されました!!
理由は判りませんが、非公開になりました。
今回無料になったレガシープラグインは以下の8つです。(1つの音源と7つのエフェクト)
全てVST2(64bit)に対応しているので、WinであればどのDAWでも普通に使えるかと思います。
製品版と異なり一部プリセットが無い
・Ohmicide(マルチバンドディストーション)
・OhmBoyz(ディレイ)
・Quad-Frohmage(Moog タイプのフィルターを4基搭載)
・Hematohm(Frequency Shifter)
・Mobilohm(フェイザー)
・Ohmygod(ディストーション)
・Predatohm(マルチバンドディストーション)
この中でおすすめのプラグインの音デモを用意しました。
音デモ
Ohmicide(マルチバンドディストーション)
Skrillexが絶賛したプラグインです。
クレイジーなマルチバンド・ディストーション、コンプレッション、EQ、フィルターで、何でもできる。
Skrillex
今となってはマルチバンドディストーションも色々なデベロッパーさんがリリースしていますので、珍しくも無いですが、リリース当時はマルチバンド自体珍しく、奇抜なGUIも相まって話題になりました。
Bassに掛けてみました。
OhmBoyz(ディレイ)
これが出た時は衝撃でした。
フィードバックを最大にした時の音があの頃は唯一無二の存在でした。
GUIも奇抜でアニメーション調のGUIは今でこそ偶に見るようになりましたが、10年前は皆無でした。
「OhmBoyz」はインストール時にGUIを「Classic」と「Funky」から選べます。
音デモでは「Funky」を使ています。
Classicは下に画像を載せてます。
個人的には遊び心のある「Funky」がおすすめです。
プリセットを鳴らしてみました。
今使っても良いですね~
あとOhmforceさんと言えばプリセットのモーフィングが出来ます。
「Classic」Skin
Ohmicideの概要
4つの周波数帯域
信号を別々の周波数帯域に分解し、それぞれに個別の処理を適用。1つのバンド内で、ノイズゲート、ダイナミクス、ディストーション、フィードバック、ミキサーなど、異なるセクションのさまざまなパラメーターを調整します。4つの帯域すべてに対して、互いに独立してこれを行うことができます。歪み事典
新しいアルゴリズムの追加により、Ohmicideは80以上の歪みモデルを提供しています。クラシックなものから極端なハーシュトーンまで、あらゆるオーディオソースを歪ませる最適な方法が見つかります。また、何から始めたらいいかわからない場合は、1000ものプリセットが、この野獣の能力を把握するのに役立ちます!MELOHMAN-ABLE
Melohmanテクノロジーは、プレイアビリティと表現力豊かなヒューマン・フィーリングをサポートするよう設計されており、MIDIとの完全な互換性を活かして、ハードウェア・コントローラーからプリセットの変更を指示することができます。ライブでの使用に最適です。
OhmBoyzの概要
OhmBoyzとは?4つのプリディレイが2つのディレイライン、2つの完全なレゾナントフィルター、ディストーション、ハイシェルフにインジェクションされる。ディレイは反響装置であることを忘れないでください。あなたのサウンドがOhmBoyzと共に宇宙を旅する準備をする必要があります:
このディレイは “クリック “しません。
LFOだらけ。
ハイパス、ローパス、バンドノッチ、ワウワウ、調整可能な帯域幅、-24dBから+24dBまでのレゾナンス。
本格的なディストーション。オーバードライブとパンチャーのどちらか、またはその中間を選べます。
ハイシェルフ・フィルター:高音域をシャントするフィルター。
グループ選択とサイドクリックで、複数のボタンを一度に移動。
即座の結果:多くのシーケンサー(cubase、Orion…)で、OhmBoyZは正しいテンポに調整し、発生する変化に追従します。
MIDIオートメーション。
オンザフライでロード可能な便利なプリセットは、即座に適用することも、すべてのパラメーターが古い値から新しい値に切り替わる長いトランジションや非常に長いトランジションに適用することもできます。
ディレイ、レゾナント・フィルター、ディストーション、ハイ・シェルフ…。お好きなものをお使いください。これら全てのエフェクトを組み合わせることで、OhmBoyZは一風変わった結果をもたらします。
ダウンロード
ダウンロードにはアカウントの作成が必要なので、事前にこちら作って置くとスムーズです。
(既に持っている場合は不要です)
上記リンクより遷移し、ダウンロードしたいプラグインの「GET」をクリックします。
あとは該当するOSのリンクをクリックするとダウンロードが始まります。
Winの場合は基本的に64bitのVST版をダウンロードすれば殆どのDAWで使えます。
なおダウンロードリンクの上に表示されているのが、インストール時に必要となるユーザ名とキーなので、このページは開いたままにするか、メモ帳等にコピペしておきましょう。
インストール
ダウンロードしたインストラーをダブルリックします。
インストーラーが独自なので、一応画像付きで解説します。
ここでは「Ohmicide」を例に進みます。
最初の画面で「Please click to continue」をクリックします。
「I ACCEPT」をクリック
ここでVST2のPathを指定します。
人によって異なりますが、大体は以下です。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
「BROWSE」からVST2のPathを指定して「NEXT」をクリック
「USER NAME」と「KEY CODE」を聞かれるので、ダウンロードリンクがあったページの「USER NAME」と「KEY CODE」をコピペして「INSTALL」をクリックします。
最後に「QUIT」をクリックで終わりです。
まとめ
新しいPCにしてから入れるのを忘れていたのですが、改めて使うとめちゃくちゃ良いプラグインです。
レガシープラグインを無料化したという事は新しくまたプラグインをリリースするのかもしれませんね。
今後の動向が非常に楽しみです。
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