Xfer Recordsのカッコいいコード進行が簡単に作れるCthulhuの使い方③(実践編)

2021 01 13 02h28 02 使い方
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Xfer Recordsのカッコいいコード進行が簡単に作れるCthulhuの使い方③(実践編)

パラメータの解説等を書いて大分仕様を理解出来ました。

以前は全然Cthulhuの良さを理解出来ていませんでした。

やっぱりマニュアルって読むべきですね。

基本的なセッティング使い方は以前の記事を参考にして下さい。

この記事では基本は触れずに進んでいきます。

という訳で今回は以下の内容でお送りします。

・CthulhuのARP機能を使ってBassを鳴らす
・CthulhuのパターンをMIDIで切り替える

 

CthulhuのARP機能を使ってBassを鳴らす

CthulhuはBassを鳴らすのかなり楽です。

ARPで「1」を鳴らせば基音が鳴るので、あとはタイミング設定だけすれば超シンプルなベースが鳴ります。

後はお好みで「2」や「3」、その他「OCTAVE」を混ぜればベースがあっという間に出来てしまいます。

ドラムとパッドを足すとこんな感じがすぐ出来ます。

あとちょっと変わった感じにしたければ「RAND」をクリックしてランダムで生成すれば自分では思い付かない様なパターンが簡単に出来ます。

音程に問題があれば「OCTAVE」を変えるか、「TRANSPOSE」で「-12」を指定するなどすれば調整可能です。

 

ベースは無料のPendulate、パッドはVirtualCZ、ドラムはUJAMのVICEです。

CthulhuのパターンをMIDIで切り替える

このパターンの切り替えはPhraseboxよりCthulhuの方が遥かに使い易いです。

残念ながらPhraseboxはMIDI CCでパターンを切り替える必要がありますが、CthulhuはMIDIノートで切り替えが可能なのです。

そして途中で切り替えも可能で、少しだけ他のARPパターンを再生するといった事が可能です。

ARPパターンの切り替えはFLStudioの場合C0(A)~B0(L)です。
(他のDAWだとたしか2オクターブ位上だったと思います)

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ARPパターンの切り替えると以下のような事が出来ます。

 

Xfer Recordsのカッコいいコード進行が簡単に作れるCthulhuの使い方③(実践編)まとめ

今回ベースでやってますが、シンセでやればリフが幾らでも作れます。

メロディは自分で作って、バックで鳴るリフやイントロで鳴らすようなリフはCthulhuで作るのも良いですね。

 

コメント

  1. このサイトのファン より:

    初見では良さがあまりわからなかったですが、思ってたより大分優秀ですねCthulhu。
    マニュアル読み込むと良さがわかるのはDTMあるあるですねw
    私もメインで使っているプラグインはマニュアルほぼ全ページ読み込んでますが、特定の機能しか使わないプラグインや使用頻度低いものは読み込めてないですね…。

    話は変わりますが、今回の記事の内容を見て、Captain Melodyの使い方で説明を省いていたものが伝わりそうだったので書きます。
    前のコメントでCaptain Pluginsのベース用のプラグインがただのプリセット集で使えないという話をしましたが、実はCaptain Melodyでベースが作れます。というか私はMelodyで作ってます。
    作り方は、今回の記事のベースの作り方とほぼ同じです。Captain MelodyはCaptain Chordsのコードに沿ったメロディを生成するプラグインなので、動作原理はCthulhu等のARP機能に近いんです。
    Cthulhuと違うのは、Cthulhuがコードの構成音を元にするのに対して、Captain Melodyはコードに対応した7音からランダムに生成するので、コードの構成音以外も生成できるところです。
    そして、この生成確率をいじれるので、コードのRootに合うようなノートの生成確率を上げて、ノートの振れ幅を抑えるように設定してやると、ランダムボタンを押すだけで良い感じのベースができます。
    更に、リズムは録音ボタンを押すことで自由自在に刻めるので、3連符や2連符も使えますし、CthulhuでARPパターンを切り替えるよりも複雑なパターンを直感的に生成することが出来ます。

    MIDIで制御はできないのでパターンの流用はCthulhuに軍配が上がりそうですが、Cthulhuを今回のような使い方をしているのを見て、ますますCaptain Melodyが合いそうだと思いましたw

    • yosi より:

      コメントありがとうございます!

      >マニュアル読み込むと良さがわかるのはDTMあるあるですねw
      ほんとそうですよね。

      Cthulhu自体は結構前から持っていたのですが、あんまり使えないって勝手に決めつけて放置してたんで・・・マニュアル大事ですね~

      Captain Melodyの情報ありがとうございます。
      なるほどCaptain MelodyでBassも作れるんですね。

      >そして、この生成確率をいじれるので、コードのRootに合うようなノートの生成確率を上げて、ノートの振れ幅を抑えるように設定してやると、ランダムボタンを押すだけで良い感じのベースができます。

      生成確率を調整出来るのは良いですね!
      なんかCthulhu、Phrasebox、Captain Melodyそれぞれ強みがあって結局全部揃えて都度使うツールを変えるというパターンが最長のように思います。

      >MIDIで制御はできないのでパターンの流用はCthulhuに軍配が上がりそうですが、Cthulhuを今回のような使い方をしているのを見て、ますますCaptain Melodyが合いそうだと思いましたw

      MIDIノートでパターン選択は強いですねー
      Phraseboxでも出来ないのでCthulhuを使う必要性が増しました。
      (和音を含めたリフはPhraseboxに軍配があがりますが)

      しかしCaptain Melodyのセールが待ち遠しいです!

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