AudioDamageのルーパープラグインENSOの使い方2
管理人のyosiです。
前回は基本的な内容を解説しましたが、今回は一歩踏み込んだ内容でお送りします。
ENSOの真骨頂は録音や重ね撮りにあると思います。
ファイルを読み込むだけでは得られないグルーブや効果を得る事が出来ます。
前回の記事はこちら
Live録音する方法
まず大前提ですが、ENSOは録音する場合もDAWを再生しないと動作しません。
そしてENSOをインサートしているミキサーに入ってくる音をLive(リアルタイム)で録音出来ます。
Live録音する方法は2種類あります。
・Triggeredボタンの解説
DAWと同期させて録音する方法
DAWと同期させる場合は、「Mode Quantization」で「Free」以外を選びます。
(Freeを選ぶとRecordボタンを押すと同時に録音が開始されます)
例えば1/4に設定した場合、Recordボタンを押してからDAWが次の1/4のタイミングにリーチすると録音が始まります。
動画撮ってみました。
Triggeredボタンの解説
Triggeredボタンは現在のモードにより、押した時の役割が変わります。
例えば再生中から「Triggered」ボタンをクリックすると録音が開始されます。
この時、録音する長さも指定出来ます。
この設定が少し独特です。
例えば「Length Multi」を「1/4」にし、「Length Unit」を4とした場合は、「1/4」を4つ分を意味します。
ですから、丁度1小節分録音するという意味です。
(当然1/2を2回でも同じです)
「Triggered」ボタンをクリックした時の動作は以下から変更出来ます。
動画を用意しました。
この例では1小節分(1/4*4)録音しその後そのまま再生します。
次は2小節分(1/2*4)を録音してそのまま再生です。
AudioDamageのルーパープラグインENSOの使い方2まとめ
シンプルなデザインにも関わらず結構機能が豊富です。
ほんと良く考えられて作られていると思います。
次回は重ね録りについて解説していきます。
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