概要
Chillout with Beats の yosi です。
Reaktor BLOCKS BASE第二段です。
前回は3OSCのシンセサイザーを作りました。
でも実は結構機能的には絞っています。
例えばSVFにエンベロープを付けるとか、シーケンサーを付けるとか。
今回はその辺を実装していきます。
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前回作成したシンセを拡張していきますので、シンセの作り方は前回の記事を参考にして下さい。
シンセサイザーを作ってみる2
8STEPシーケンサーを備えた3OSCのシンセサイザーに仕上げてきます。
SVF(フィルター)にエンベロープを追加する
まずはSVF(フィルター)にエンベロープを追加します。
SVFにエンベロープを追加するどうなるのかと言うと、聴いてもらうのが一番手っ取り早いかと思います。
まずはフィルターに対してエンベロープなし
次にフィルターに対してエンベロープあり
良く303の音で使われる音なので、聴いた事ある人も多いかと思います。
では追加していきます。
手順
既にある「ADSR」上で右クリックし、「Duplicate」をクリックします。
これで同じモジュールが複製されます。
1.「ENV」の「OUT」と「SVF」の「A」をつなぎます。
2.「NOTE IN」の「GATE」と「ENV」の「GATE」をつなぎます。
3.「SVF」の「A」をクリックしてモジュレーションのスライダーを上にドラッグします。
8STEPのシーケンサーを追加する
シーケンサは8STEPで簡単に音階を出力出来ます。
また、GLIDEやGATEの長さも自在に変更出来、シーケンスの進むパターンも複数搭載されており、高機能です。
手順
メニューから「SEQ-Bento 8 Step Seqencer」(以降8STEPSと表記します)をドラッグします。(又はダブルクリック)
1.「NOTE IN」の「PITCH」を「8STEPS」の左側の「PITCH」に接続
2.「CLOCK」の「GATE」を「8STEPS」の左側の「GATE」に接続
3.「8STEPS」の右側の「PITCH」を各OSCの「PITCH」に接続
4.「8STEPS」の右側の「GATE」を各ADSRの「GATE」に接続
再生してみる
では早速鳴らしてみましょう。三角のボタンをクリックすると音が流れると思います。
VCV Rackと違ってこの辺は楽にBPM同期も出来ますし、特に何もしなくても再生ボタンで再生、停止が出来ます。
「8STEPS」の「TRACK」をクリックするとキーボードで押した音階が基音となってシーケンスが変化します。
「DIRECTION」をドラッグするとシーケンスの進む方向を変更を変えたり、ランダムにシーケンスしたりとうれしい機能が使えます。
まとめ
サクッとシーケンサを搭載したシンセが作れました。
LFOもあるのですが、残念ながら無料ではBPM同期が出来ないようです。
有料だと「ROUNDS LFO」と言うのがあってこれだと簡単にBPM同期します。
既にネタが尽きた感がしますが、読み手が多い+判らず使ってないユーザがいると思いますので、当面は無料のBLOCKS BASEで頑張って記事書きます。
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