VCV Rackの使い方 Befaco MIXERとVC SLEW LIMITERの解説
Chillout with Beats の yosi です。
VCV Rackのモジュール Befaco MIXERとBefaco VC SLEW LIMITERの解説です。
MIXERはあまりにシンプルだった為、VC SLEW LIMITERも一緒に記事にしました。
MIXERの価格は組み立て済みが109,00 €、DIYキットが66,55 €です。
VC SLEW LIMITERの価格は組み立て済みが133,00 €、DIYキットが72,60 €です。
やっぱりTwitterで諸先輩方を見ていると自分でDIY多少出来た方が良いのかなと思ってしまします。
勉強の為にDIYキットは最適かなと、最近とても思います。
VCV Rackの使い方 Befaco MIXERとは
オーディオまたは制御信号に適した4チャンネルのアクティブミキサー。
それは通常と反転出力だけでなく、LEDレベルメーターを備えています。
とてもシンプルですね。
1: 4chチャンネルのボリューム
2: 4chのインプット
3: アウトプット。+OUTの反転したシグナルを-OUTから出力される。
以下の動画(GIF)はLFOの出力を+OUTと-OUTをスコープに入力しています。
反転出来るのは便利ですが、スペースを考えると同じ幅でより機能が搭載されているmutable instrumentsのMixer(Shades)の方が魅力的に思います。(こちらは3chですが)
とはいえ、DIYは魅力的です。(価格面でも)
VCV Rackの使い方 Befaco VC SLEW LIMITERとは
電圧制御スルーリミッタAKA Lag Processor
スルーリミッタは、入力信号を平滑化し、時間の経過に伴う出力電圧の最大変化率を制限するデバイスです。
それは、ポルタメントを得るためにピッチCVで広く使われていますが、ゲート信号を基本的なエンベロープに変換するために非常に有用です。
このモジュールには、立ち上がりと立ち下がりの電圧を独立した時間コントロールがあり、それぞれに独自のCVがあります。
意味不明ですが、DTMでよく耳にするリミッターとは違うものです。
PDFのマニュアルが無かったので、調べてみました。
VC SLEW LIMITERはポルタメントを得るのに使えます。
動画を撮りました。
トリガーにVC SLEW LIMITERを通してどのようにCVが変化するのか判ると思います。
この動きがそのままポルタメントだと思って下さい。ピッチがこのカーブを描きますので、このカーブの曲がり具合でピッチの変化が早いのか遅いのかでポルタメントの掛かり具合が変わります。
前がピッチが上がる時で後ろがピッチが下がる時です。
音付きで録ってみました。
イヤホンによっては音割れするかもしれませんので、最初は小さい音で再生してください。
最初は判り易くするために低音にしてます。
デモ音源
Befaco VC SLEW LIMITERを使ってデモ音源を一発録りしてみました。
Befaco VC SLEW LIMITERあんまり使ってないじゃんと言われればそれまでですが・・・
Befaco VC SLEW LIMITER まとめ
簡単にポルタメントが得られるのはうれしいですが、Mutable InstrumentsのStagesもポルタメントはもちろんその他もろもろ行けるので、買うとしたらStagesですね。
VCVRACKでは幅を取らないので、ポルタメントの効果だけを求めるなら判り易くて操作し易いBefaco VC SLEW LIMITERが良いです。
Stagesの解説は以下の記事を参考にして下さい。

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