Voltage Modular SUPER LFOの詳しい使い方

2019 09 17 16h11 37 1 Modular
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Voltage Modular SUPER LFOの使い方

Chillout with Beats の yosi です。

この記事の内容はVoltage Modular Core + Electro Drumsが必要となります。

無料版のNucleusではモジュールが無い為出来ません。Nucleus向けの記事は以下の4つです。

このブログでは今後、最低でも以下の記事を書いていきます。

Polyシンセの作り方(済)
・SUPER OSCILLATORの詳しい使い方(済)
・SUPER LFOの詳しい使い方(本記事)
・DRUM TRIGGER SEQUENCERの詳しい使い方
Sampler1の詳しい使い方(済)
Plug-In Hostの詳しい使い方(済)
Formulaの活用例
 
少し前置きが長くなりましたが、本題です。

まずはマニュアルのGoogle翻訳から

SUPER LFOのマニュアルGoolge翻訳+α

理由で「スーパー」と名付けました! Cherry AudioのSuper LFO(低周波発振器)モジュールには、キラー機能が満載です。標準のサイクリングLFOとして使用するか、エンベロープジェネレーターとして使用するために「ワンショット」モードに切り替えることができます。 LFOをホストDAWに簡単に同期するための同期分周器とリセット入力が組み込まれています。または、CV制御可能なレートでフリーランモードで使用できます。しかし、真のショートッパーは、その驚くべきカスタムウェーブシェイピングの柔軟性です… 7つのウェーブシェイピングパラメーター、巨大なリアルタイムディスプレイ、リアルタイム操作のためのバイポーラCVコントロールにより、可能性は無限です。 LFOモジュレーションの最後の言葉!

Sync and Trigger Inputs

ug super lfo sync trig

Sync In jack– LFOを同期ジェネレーターまたはDAWに同期するために、96パルス/クォーターノート(PPQN)同期信号を受け入れます。 Super LFOをホストDAWに同期するには、I / OパネルのTransportセクションの「Sync Out」ジャックをこのジャックにパッチします。 DivisionがFree Runに設定されている場合、同期信号は無視されます。

 

man

DAWと同期する場合は以下の様に「Sync Out」と繋げてやれば簡単に同期します。スタンドアローンの場合は「SYNC GENERATOR」を使うと簡単に同期出来ます。

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Reset jack– このジャックで受信した5Vパルスまたはゲートは、LFO波形をそのサイクルの開始にリセットします。 Super LFOをDAWに同期する場合、DAWの再生ボタンを押すたびに、LFOのサイクルをリセットするために、I / Oパネルのトランスポートセクションの「再生」ジャックをこのジャックにパッチします。

Gate In jack– ワンショットモードでは、キーボードまたはシーケンサーからの5Vゲート信号を使用して、エンベロープジェネレーターのようにLFOを「再生」できます。 LFOは、このジャックにゲート信号が送信されている間のみ出力されます。したがって、ゲート信号がLFOサイクルよりも短い場合、LFO波形の一部のみが出力されます。通常、これはI / OパネルのCV Outsセクションの「Gate」ジャックまたはシーケンサーの「Gate Out」ジャックにパッチされます。

Trig In jack– ワンショットモードの場合、このジャックで5Vトリガー、ゲート、またはパルスを受信すると、LFOの完全な1サイクルが出力されます。通常、これはI / OパネルのCV Outsセクションの「Trigjack」またはシーケンサーの「Trig Out」ジャックにパッチされます。

Mode– Super LFOは2つの異なるモードで使用できます。

  • 「LFO」を選択すると、Super LFOは信号を継続的に出力する標準のサイクリングLFOのように動作します。このモードでは「同期入力」および「リセット」ジャックが使用され、「ゲート入力」および「トリガー入力」ジャックは無視されます。
  • 「One Shot」が選択されている場合、LFOは、ゲートまたはトリガーが「Gate In」および「Trig In」ジャックで受信されるたびに、LFOの1サイクルを出力するエンベロープジェネレーターとして使用できます。

Rate

ug super lfo speed

Division– [同期イン]ジャックを介して外部同期信号に同期するときに、LFOのレートをBPM固有のノート分割に設定します。三重項と点線の音価は、ダイヤル上のそれぞれのボタンを押すことで選択できます。 「フリーラン」に設定すると、同期信号は無視され、「レート」ノブを使用してLFOの周波数が設定されます。

Rate– [分割]が[フリーラン]に設定されている場合、このノブはLFOの周波数または速度を制御します。

Rate CV In jack and attenuator– 「Division」が「Free Run」に設定されている場合に、LFOのレートを外部から制御するためのCV入力およびバイポーラ減衰器。

Waveshaping

「Division」が「Free Run」に設定されている場合に、LFOのレートを外部から制御するためのCV入力およびバイポーラ減衰器。

ug super lfo waveshape2

Shape– LFOの波形は、完全に左に回すとパルス波、完全に右に回すと三角波の間でモーフィングできます。間の任意の位置で、波形はパルス波と三角波の組み合わせであり、両方とも以下のコントロールのいくつかによって互いに独立して編集できます。

Skew– 三角波の位相をパルス波とは無関係に変更します。

Round– LFOの形状を徐々に「柔らかく」または「丸く」します。

Pulse Width– 三角波とは関係なく、パルス波の幅、つまり「デューティサイクル」を調整します。

Triangle Pulse Width– 三角波の増加部分と減少部分の幅を調整して、「ランプダウン」波形と「ランプアップ」波形の間でモーフィングできるようにします。

Phase– 組み合わされたLFO波形の位相を調整します。フェーズを変更してもシェイプ自体は変更されませんが、代わりに「開始点」が変更されます。これは、LFOをDAWに同期するとき、または「ワンショット」モードのときに特に役立ちます。

Polarity– このノブは、LFOの波形の極性範囲を、左に完全に回したときの負電圧(-5Vから0V)のみから、中心位置でのバイポーラ(-5Vから5V)に、正電圧(0Vから5V)に変更します。完全に右に曲がった。

Outputs

ug super lfo outputs

Clock Out jack– シーケンサー、スイッチ、その他のLFOなどをSuper LFOに同期させるためのクロック信号を出力します。

LFO Out jack– これは、LFO信号のメイン出力ジャックです。

Voltage Modular SUPER LFOの使い方ポイント

「One Shot」モードの使い方

使い方は色々あると思いますが、使い方例を幾つかあげときます。

1.バスドラに合わせてフィルターのカットオフを変化させる

動画を撮りました。(ちょっと動画のコーデックの問題で無駄にローファイになってます・・・)

最後の方は「MICRO BURST」を使って1回のゲートを複数にしていますが、面白い効果が得られます。

前提条件としてシンセが鳴る状態です。

やり方は簡単で「SUPER LFO」のMODEを「ONE SHOT」モードにします。

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「LFO OUT」を「FILTER」の「FREQ MOD」につなげます。(1,2どちらでも問題ないです)

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「DRUM TRIGGER SEQUENCER」と「909 Kick」、「MICRO BURST」を以下の通り接続します。

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あとは「SUPER LFO」と「MICRO BURST」を接続して完了です。

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2.バスドラの裏でフィルターのカットオフを変化させる

1.の単純な応用です。

単純に「DRUM TRIGGER SEQUENCER」で909とは別のシーケンサで909の裏でGateをトリガーするようにしてあげるだけです。

あとはLFOの波形を変更出来るので色々なパターンを作って試してみて下さい。

「LFO」モードの使い方

こちらはあまり説明も不要かと思いますが、少しだけ。

1.AMとして使う方法

AMなのでボリュームをモジュレーション掛けます。

単純にLFOを「AMPLIFIER」の「CV IN」に入れるだけです。

今はループを鳴らす為に「Sampler」を使っていますが、エフェクトとして読み込んでINとOUTをステレオで用意すれば簡単にトレモノもどきが出来ます。

「PANNER」を使えばオートパンが作れます。

 

Voltage Modular SUPER LFOの使い方まとめ

LFOがテンポ同期するとかなり利便性が上がります。

何といってもアイデア次第で自分用のエフェクトを作る事も出来ます。

今回「MICRO BURST」を使って作った効果を普通のVSTで得る事は難しいと思います。
(VSTでやるとしたらMIDI入力のあるフィルターでKickに合わせて・・・とかなり面倒です)

 

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