VCV Rackの使い方 Befaco EVEN VCOの解説
Chillout with Beats の yosi です。
VCV Rackのモジュール解説です。
VCV Rackの記事は日本一書いてると思います。
以下の記事でVCV Rackの記事をまとめていますので是非読んでみて下さい。

モジュラーデビューの予習にもなるので実機で存在するモジュールの解説を主にしようと思います。
Befaco社はDIY音楽ハードウェアに焦点を当てたオープンなハードウェアプラットフォームとして創設されたスペインの会社です。
無料で使えるのは本当にあり難いので、こういう会社を応援したいもんです。
価格は組み立て済みが254,00 €、DIYキットが149,95 €です。
DIYキットだと安いうえに、色々勉強になるので良いかもしれません。
全て英語ですが、日本語字幕を表示する方法あります。
日本語の字幕を表示される方法は以下の記事を参考にして下さい。

VCV Rackの使い方 Befaco EVEN VCO とは
簡単に言うとオシレーターです。
ハードウェアの説明が気には以下の記載があり、電源が不安定でもピッチが安定して出るオシレーターのようです。
バーチャルだと関係ありませんが、実機だと電圧が不安定になる=出力する波形も不安定という事があるのだなと勉強になります。
EVEN VCOは電源変動の場合でも安定性を提供する電圧制御発振器です。
Befaco EVEN VCO の特長
波形の種類は以下の5種類です。
– Triangle(三角波)
– Ramp(ランプオシレータ)
– Even (偶数倍音を重視した波形)
– Sine(サイン波)
– PWM(PWMオシレーター)
それぞれの波形を確認してみます。
動画を撮りましたので、見てみて下さい。
青の波形がBefaco EVEN VCO で赤がVCO-1です。
どれ位差が出るものかと思いましたが、殆ど差はありません。
Befaco EVEN VCOのInputs
Inputs
– Hard sync. これにより、入力で位相が変化した場合にコアが強制的にリセットされます。
– V/oct. ピッチコントロール用の2つの入力はメインオクターブセレクターとトーンコントロールにまとめられています。
– FM. 線形ピッチ制御
– PWM CV. パルス幅制御はポテンショメータに加算されます。
今回のEVEN VCOをメインにドラムムンベースをっぽいものをモジュラーで作ってみました。
かなりえげつない音がします。
Befaco EVEN VCOまとめ
FMの調節が出来ないのが残念ですが、V/octがのインプットが二つある所がポイントかも知れません。
二つあるとランダムで二つのシーケンスを入れられるので、切り替えたり合わせたりと色々出来そうです。
事前にエミュレートでも試せるのは良いです。
今からハードは何を買えば自分が求めている音が手に入るのかしっかり練る事ができます。
(無知は悪ですね)
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