VCV Rackの使い方 サンプル&ホールドでシーケンスを作る
Chillout with Beats の yosi です。
MASSIVE Xがリリースされて色々弄っているといつの間にやら時間が過ぎ去っていきます。
不具合っぽいのがぽつぽつあるので、開発間に合ってなかったんだろうなーと思います。
さてMASSIVE Xの記事も書くけどVCV Rackも引き続き書いてきます。
VCV Rackの記事は以下のまとめページから辿れます。

VCV Rackにはシーケンサーが色々ありますが、老後の楽しみにモジュラーを楽しむ事を考えるとシーケンサーが無い事を想定して色々出来るようになっておく必要があります。
いきなり全部揃えるのは勇気いるから一つずつ買ってくと思うんです。
OSCあってLFOあってシーケンサー無かったら結構空しいはず。
(ほら、シーケンサーってお高いから・・・)
という訳でシーケンサーを使わずにシーケンスを作る方法であるサンプル&ホールドについて解説していきます。
今回以下のサイトをとても参考にさせて頂きました。(先人の方々ありがとうございます)

サンプル&ホールドでシーケンスを作る
まずサンプル&ホールドが出来るモジュールを探します。
たしかmutable-instrumentsのモジュールであったはずと調べるとUtilities(Kinks)で使えるようです。
記事はこちらを参考にして下さい。
今見るとサンプル&ホールド部分全然理解出来てないです。

では実際にシーケンスを作っていきます。
トリガーとシグナルの2つの入力する
今回目的はサンプル&ホールドでシーケンスを作る!なので、トリガーは横着してBPM Clockを使います。
仕組みとしては以下の様にゲートが入力される度にシグナルの値を取り同じ値を出力し続けます。
VCV Rack V1からは起動時音が鳴るようになっていますので、OSC以外は流用します。
その他使うモジュールです。
使うモジュール
- Macro-oscillator2(Plaits)
- FLO-1
- Utilities
- BPM Clock
- Mixer
結線は以下の通りです。
とてもシンプルなシーケンスが出来ました。
Mixerを使ってピッチの範囲をコントロールする
Mixerを使っているのはこれを使う事で電圧の範囲をコントロールして、ピッチの幅を調整する事が出来ます。
何もしないとかなりの低音から高音まで鳴ってしまう為、結構耳障りな音がします。
そこでMixerを使ってピッチの範囲を調節します。
動画を用意したので見てみて下さい。
適当にMacro-oscillator2(Plaits)を切り替えて鳴らしてみました。
これだけでも結構楽しめます。
おまけ
あと記事を見返して気付いたのですが、INに何も接続しない状態でトリガーを入力するとランダム信号が生成されます。
LFOが無くてもランダムでの信号出力が出力されます!
この場合、Utilitiesの出力をMixierの様なVCAになるものがあればピッチ幅の調節も出来ます。
まとめ
サンプル&ホールドだけでも結構色々なパターンが作れそうです。
複数のLFOを混ぜればもっと複雑なシーケンスも作れそうです。
しかしPlaits、Kinks、Shadesは購入したいモジュールです。
今からしっかり吟味しておきます。
コメント
EricaのBlack Octasourceがモジュレーションソースとして使えそうですね。ピッチ幅の調節はVCVのシンプルなVCAにCV入力無しで、メーター部分を直接いじれば出来ると思います。
確かにEricaのBlack Octasourceはモジュレーションソースとして良さそうですね!
(個人的にはEricaの製品が結構好きになりました。)
今改めて読むと判り辛い記事ですみません。(近々修正しますね)
Utilitiesにクロックを入れるとLFOが無くてもランダムでの信号出力出来たんです。
ピッチ幅は仰るとおり、VCAで調節出来ますね。