VCV Rackの使い方 モジュラーを使う808Kickの作り方
Chillout with Beats の yosi です。
808スネアを作ったので今回は808キックを作ってみます。
丁度Reverb.comさんで808キックを無料配布いていたので、それに近づける方向で作ってみます。
以下の音を目指して作ります。
出来上がった音がこちらです。
まあキックにはなったけど本物の音には遠いなと言うのが印象です。
(VCVから直だとよれるので一度FLStudioに書きだして、ノーマライズのみしたものです。)
モジュラーを使う808Kickの作り方
事前準備
まず元となるサンプルの周波数を確認しておきます。
大体ピークが52.8Hzです。
サイン波の準備
VCO-1の追加
VCV Rackを起動し、まっさらな状態にして、右クリックから検索窓に「vco」といれ「VCO-1」を追加します。
カーソルを「VCO-1」の上に持っていき、Ctrl + D を押します。
これで複製されます。
FREQの設定
片方の「VCO-1」の「FREQ」ノブ上で右クリックして「52.8」と入力してエンターを押します。
もう片方の「VCO-1」の「FREQ」ノブ上で右クリックして「180」と入力してエンターを押します。(二つ目はアタックを強調する為に用意します)
ADSR、VCAの追加
右クリックから検索窓に「adsr」と入れ「ADSR」を追加します。
ADSRのモジュールが追加されます。
キック本体とアタック部分2つのADSRを用意します。
右クリックから検索窓に「vca」と入れ「VCA-1」を追加します。
「VCA-1」のモジュールが追加されます。
カーソルを「ADSR」の上に持っていき、Ctrl + D を押し、複製します。
これでADSRとVCAが2つずつ用意出来ました。
ClockとSEQの追加
右クリックから検索窓に「bmp」といれ「BMP Clock」を追加します。
続いて右クリックから検索窓に「SEQ16」といれ「SEQ-16」を追加します。
以下の二つが追加されました。
モジュール毎の結線
上図のように結線します。
後はADSRやMixerで各音量を調節する事で音色が変わります。
しかしVCV Rackは結構よれ?があって音にばらつきが出ます。
以下の図はBridgeしてFLStudioで録った音ですが、アタック部分がかなりずれているのが判ると思います。
VCV Rackの使い方 モジュラーを使う808Kickの作り方 まとめ
ある程度までいったら、コンプやEQで音作りするのも良いかもしれません。
あと808と言いつつもあまり近い音とは言えないので、少し調査をしてみます。
しかし自分でキックやスネアを作るというのは面白いですね。
次はハイハットやカウベル等も挑戦してみようかと思います。
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