概要
Chillout with Beats の yosi です。
VCV Rackの記事第十八回目です。
前回の記事はこちら

一瞬デジャブかと思ったGUI。
昨日記事書いたBlindsにそっくり。
という訳でサラッといきます。
このモジュールはあまりおすすめという訳ではないのですが、もうここまできたので、全部網羅します。
今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。
Quad VCA(Veils)
まずオフィシャルの説明
Veilsは4つのVCAに調整可能な応答曲線を提供します。 ベールの出力はデイジーチェーン接続されているため、隣接する2、3、または4チャンネルすべてのグループを混在させることができます。
さてBlindsとの違いは何でしょう。Blindsはマイナス方向に行きますよーだったんですが、Veilsはプラス方向のみという事なのかな。簡易的なミキサー?
こんな時は昨日覚えたチート召喚呪文を使います。
CLOCK FACE MODULAR STOREさん引用させて頂きます。(とても判り易い説明ありがとうございます。)
Veilsはレスポンスを変えることのできる4チャンネルのVCAミキサーです。 DCカップリングなのでオーディオだけでなくCVも処理可能です。クリーンなVCAですが、アッテネータをフルにあげて5V以上のCVを入力すると歪みを起こすこともできます。ゲインは直線型では2倍、指数型では10倍にまで上げることが可能です。指数型に近く出力が大きいときはクリップし、音に歪みを与えます
なるほど、ゲインの得る事が出来て、5V以上のCVを入れると歪むと。
5V以上のCVってどうやって得るんだ?と思いましたが、そういえばどっかで見た覚があります。
そう、Mixierで何に使うんだこれ?って思ったのが、ここで使えるという訳です。
Inputに何も挿していないと5VのCVを出します。そしてノブが三つあり、全て最大にすると15Vまで出せます。
それでやってみたのですが、不具合なのかあまり歪みません。
そしてその歪みもここまで頑張って得なきゃならんほどか?という感じでちょっと使い道が判りません。
CONTROLS, INPUTS AND OUTPUTS
A. CVの量を増やしてください。 CV入力からのゲイン(振幅)モジュレーションの量(4)、またはCV入力にケーブルがパッチされていない場合の直接ゲイン制御。このノブを時計方向いっぱいに回すと、+ 5VのCVはゲイン1(0dB)になり、+ 5Vを超えるCVは歪みを引き起こす可能性があります。 Veilsはオフセット制御を提供していません – ShadesやBlindsのようなモジュールを使ってゲインCVを前処理してオフセットさせることができます。
B.応答曲線。指数関数と線形の間で連続的に変化します。指数関数は急速に成長するので、指数関数的応答曲線を用いて非常に高い利得(10を超える)を達成することができる。クリッピングには注意してください。
1. DC結合信号入力。音声またはCV信号を受け付けます。
2.信号出力。パッチケーブルが出力に接続されていない場合、このチャンネルからの信号は次のチャンネルにルーティングされます。たとえば、パッチケーブルが出力1にパッチされていない場合、出力2にはチャンネル2とチャンネル1の合計が含まれます。出力1、2および3に何もパッチされていない場合、出力4には4つすべてのチャンネルの合計が含まれます。
3.インジケータLED明るさは信号レベルを表し、色は信号極性を表します(緑=正)。
4. CV入力を得ます。一定の+ 8Vに正規化。
まとめ
なんか拍子抜けしました。
特に隠しコマンド的なものもなく、歪みも普通ですし。
ソフトウェアですが、Audible Instrumentsらしからぬ製品と感じました。
ハードだと凄い歪みが得られるのかもしれませんが、調べてもこれと言った情報は出てきませんでした。
多分ですが、ハードだと限られた入出力でパッチングする必要がある為、重宝するのかもしれません。(ソフトウェアだとあまり恩恵はかんじないかと思います)
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