VCV Rackの記事第十二回目です。
前回の記事はこちら
なんかもうちょっとで記事の10分の1はVCV Rackネタという状態になりそう・・・

前回に引き続きおすすめモジュールを紹介します。
今回もMutable Instruments がベースとなったAudible Instrumentsです。
Keyframer/Mixer
ミキサーと言うからには今回は楽だろう~と思ったがやはり甘かった。
Audible Instrumentsがそんな甘っちょろいモジュールを作る訳がない!
過去3本の指に入るほど理解出来ないしまつ・・・
多分だけど作っている人は気難しい変態だな。(勝手な想像と良い意味での変態です・・・)
オフィシャルの説明です。
キーフレーミングは、アニメーションシーケンスが、いくつかの重要な瞬間に文字/小道具の位置/方向を手動で調整し、それらの間の軌跡をコンピュータに補間させることによって作成されるコンピュータアニメーション技術です。 Mutable InstrumentsのFramesはあなたのモジュラーシステムにこの概念をもたらし、そしてこの方法で最大4つのシグナルレベルまたはCVをアニメーション化することを可能にします。 フレームの入力/出力アーキテクチャは非常に柔軟で、ミキシング、パン、減衰、CV生成のアプリケーションを可能にします – すべてキーフレームのモーフィング/補間機能を備えています。
ポイント
A~Dは音量でそのそれぞれの位置をEを押すとHの位置でフレーム追加されます。
そしてフレーム追加さた場所はアニメーションシーケンスされます。(フレームの追加は最高64個まで)
(要は点と点の間が補完されます。オートメーションクリップみたいな感じです。)
一番簡単な例だと、Hノブ最小で最小ボリューム、最大で最大ボリュームを作る場合
Hノブを最小にして、A~Dのボリュウームを最小でFボタンを押す。
次にHノブを最大にして、A~Dのボリュウームを最大にしてFボタンを押す。
これでHノブを動かすと音量が変化します。
あと実機だとHを最小にして10回Fボタンを押すと変わるPoly LFOモードは右クリックから変更可能です。
あとJスイッチを右にやるとLFOみたいな事も出来るし、オシレーターにもなります。
オシレーターにするとヤバいです。
こんなミキサーみたいなすかした顔してますが、オシレーターの顔は極悪です。(Jのスイッチを右)
SEQで鳴らしたのがこれです。パラメータが手動でしかコントロール出来ないのが唯一の難点。
(Filterはかましてますが、A~Dノブでかなりオシレーターがぐりぐり変わります。)
各パラメータ
オフィシャルの画像を使わせて頂きます。
INPUT / OUTPUT ARCHITECTURE
A. B. C. D. Channelのゲイン。 これらのノブは効果があります
キーフレームインジケータ(G)が点灯している場合に限り、
その位置にキーフレームが記録されたときFRAMEノブが指しています。
E.で示された位置にキーフレームを作成します。
FRAMEノブ タイムラインには最大64個のキーを含めることができます
F.で示されている位置にあるキーフレームを削除します。
FRAMEノブ
G.キーフレームインジケータ – にキーフレームがあると点灯します。
FRAMEノブが指す位置 キーフレーム
ノブA、B、C、Dで編集できます。 またはF.で削除
H.フレームノブ – アニメーションをスクロールします。
I.アニメーション減衰器 の減衰と反転
FRAME CV入力で受信した信号の極性。
J. + 10Vオフセット。 有効にすると、+ 10Vの定電圧CVが送信されます
ALL入力へ – ジャックが接続されていない限り。
1.コモン入力 ここでパッチされたシグナルはすべての未接続の入力チャンネルに送られます。
2. 3. 4. 5.チャンネル。1、2、3、4入力。
6. アニメーション入力。 このCVはFRAMEノブの位置を調整します。
7.ミックス出力 – チャンネル出力8、9、10、11の合計。
8. 9. 10. 11.チャンネル1、2、3、4の出力。ケーブルが接続されている 時パッチ、チャンネルがグローバルミックス
12.フレームステップ出力。 1msのトリガを送ります。
まとめ
一番簡単に理解出来ると思ったモジュールが個人的に難解モジュールベスト3に入るやーつでした。
気分的にはSNSで清純派の写真の子に会ったら鼻にピアスで髪がピンクだった位の衝撃?
ただ、パラメータが手動でしかコントロール出来ない所がSoftubeなら出来んのかなーと思ったけどこのモジュールは無かった。
う~ん、実機のみなのか~。
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