FLStudioの使い方 Lo-Fi HipHopに使える音の作り方(音源付き)
Chillout with Beats の管理人 yosi です。
今回は以下の動画の方法を応用してワンショット系のサンプル音源のLo-Fi感をアップする方法をご紹介します。
この方法は実際のハードからサンプリングされたワンショットで無いと意味が無いです。
(ハードの薄っすら乗るノイズを大きくしてLo-Fi感をアップさせる為)
出来上がりはこんな感じです。
前半は素のサンプルで、後半は処理をしたサンプルで鳴らしています。
ノイズの感じが全然違うと思います。
曲として使うとこんな感じです。
ドラム以外は全部同じ方法で作ったサンプルを使ってます。
サンプルはReverb.comで配布されているマルチサンプルからです。
メインリフはおすすめテープディレイエミュのEchorecを使ってます。
では実際に作っていきます。
ワンショットサンプル音源のLo-Fi感をアップする
まず何をするかと言うと、Edisonを使って音の基音と倍音部分のみ音を小さくして、ノイズ成分を大きくします。
サンプルはreverb.comで貰ったCZ1000 Synth CollectionCasioの中の「CZ1000 Flute_C3」を使って解説します。
やろうと思えば全てのマルチサンプルに対して同じ処理をしてKontakt等に読み込むのもありです。
まずマルチサンプルから「CZ1000 Flute_C3」をEdisonに読み込みます。
選ぶ音はメインで使う音程に近い音が良いです。
右上のイコライザーアイコンをクリックします。
次に開いたダイアログの左上から「Filter unharmonics – normal」をクリックします。
これで基音とハーモニック以外はフィルターされます。
上にある「Freq scale」を動かすとしっかりフィルターされているのが判ります。
次に左下の▼をクリックし「Scale Level」をクリックします。
レベルを調整して、先ほどとは逆に、基音とハーモニックがマスクされるようにします。
あとは「Mix」を調整してどれ位ノイズを増やすか調整し「Accept」をクリックします。
「Mix」が100%だと完全にノイズしかなりませんので、90%位が良いかと思います。
このままだと音量が小さいのでスパナアイコンから「Normalize」をします。(又はCtrl+N)
FLStudio付属のSamplerにドラッグします。
後はADSRの設定を変えます。
普通に鳴らす分にはAttackを変更するだけでもOKです。
あとはさらに無料のCHOWTapeModelのようなLo-Fiエフェクトを掛けるとこんな感じになります。
FLStudioの使い方 Lo-Fi HipHopに使える音の作り方(音源付き)まとめ
これまたかなり良いですね。
下手なエフェクト掛けるよりリアルで効果的だと思います。
マルチサンプル全てにやるより、FLStudioのSamplerで鳴らす位が丁度良いかもしれません。
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