ImageLineのFL Studio 20.7.2にアップデート(アップデート内容の解説)
管理人 yosi です。
FLStudioのアップデートが来ました。
アップデートは当然無料です。
主なアップデート内容
- FL Studio Control hints – ほとんどのFL Studioのコントロールは、マウスの上にマウスを置いたときに値が表示されるようになりました。
- Channel Rack Groups – 「Auto switch channel group」オプションの選択を解除することで、ユーザーがチャンネルグループをロックできるようになりました。
- MIDI file drag-and-drop import – Shift)を押したままにするとインポートダイアログが表示されないようになり、Alt)を押したままにするとMIDIファイルをチャンネルラックにドロップするときに強制的に表示されます。
- Preserve Clip Trim Edits – クリップの開始位置と終了位置を保持するために「Clip Menu > Select source channel」オプションを使用する場合は、Shift キーを押したままにします。
- Improved MIDI controller support -MIDIスクリプティングフォーラムでは、毎日新しいコントローラがサポートされています。
- FLEX – Wrapper上でパッチ表示やセレクターが利用可能に。ロードされたパッチが、プロジェクトを再オープンする際に、目に見える場所にスクロールするようになりました。
- ZGE Visualizer – ビデオキューポイントウィンドウにスライスオーディオをドラッグ&ドロップしてキューポイントを追加します(キューポイントをクリックしてプレビューします)。 画像タブに「未使用を削除」ボタンが追加されました。
FL Studio Control hints
殆どのパラメータ上にマウスオーバーすると解説が「Hint bar」表示されるようになりました。
ただし、英語のみです。
Channel Rack Groups
「Auto switch channel group」が解除出来るようになりました。
いままでは「Display Filter」を使っている時にパターンクリップを選択すると勝手にGroupが切り替わりました。
「Channel Rack」メニューにある「Auto switch channel group」のチェックを外すと表示している「Group」は切り替わらずに他の「Group」のパターンクリップを選択出来るようになります。
MIDI file drag-and-drop import
以前はMIDIファイルをドラッグアンドドロップすると以下のポップアップが表示されていました。
Shift を押下しながらドラッグアンドドロップするとポップアップが表示されず読み込まれます。
Alt を押下しながらだと強制的にポップアップを表示させることが出来ます。
Preserve Clip Trim Edits
これは複数テイクを録るようなレコーディングに役立つ機能です。
ClipのTrim位置を残したまま、ソースオーディオの入れ替えが出来ます。
やり方はShift を押しながらクリップメニューの「Select source channel」から変更したいソースオーディオを選択します。
Improved MIDI controller support
新たにサポートしたMIDIコントローラはフォームでスクリプトが上がっています。
残念ながら私が持っているMaschin系は無い為、検証が出来ません。
所有しているMIDIコントローラーが対応しているか確認してみましょう。
FLEX
Wrapper上でパッチ表示やセレクターが利用可能になりました。
ZGE Visualizer
この機能についてはZGE Visualizerが私の環境だとまともに動かない為、オフィシャルの動画で確認下さい。
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