Liuanlin-mxの無料とは思えないピッチ補正プラグインMXTuneの紹介（Winのみ）
今日はボーカルのピッチ補正が出来るプラグインのご紹介です。
デベロッパーさんLiuanlin-mxさん初めて知りました。
しかしこのプラグイン自体は2021年にv1をリリースしており、新しいデベロッパーさんでは無いようです。
無料とは思えない出来で、素晴らしいです。
普通に定価50ドルでセールで25ドル位で販売されていても納得のレベルです。
無料のピッチ補正プラグインは自動補正かMIDIノートを指定して補正するタイプしかなかったと思います。
（DAWに付属するパターンが非常に増えたと思います）
しかし今回ご紹介する「MXTune」はグラフィカルピッチ補正が出来ます。
AutoTune、Melodye等と似た感じのエディットが出来ます。
（流石にクオリティは劣ります）
音デモ
出来る事が結構あり、主に以下の3つが出来ます。
・オートピッチ補正
・グラフィカルピッチ補正
Keyの検出
Keyの検出は一度ボーカルを再生して、ピッチを記録します。
やり方は右上の「Track」にチェックを付けます。
この状態でしばらく再生します。
ある程度記録しないと正しいKeyが検出出来ません。
そして「Detect」をクリックします。
するとKeyがサジェストされるのでそのままOKをクリックするとKeyが適用されます。
事前に再生してPitchの記録がある状態でやり方を動画にしました。
オートピッチ補正
Keyが設定してある前提です。
左上の「AutoTune」をクリックするとオートピッチ補正が出来ます。
パラメーターは2つで「Smooth」と「Amount」です。
「Smooth」が大きいと緩やかなピッチ補正となり、小さいとケロケロボイスっぽい感じになります。
「Amount」は適用量です。
グラフィカルピッチ補正
既にPitchを記録している前提です。
指定したい音階をドラッグするとその音階にピッチ補正されます。
全体的にKeyに合わせて補正することも出来ます。
「Snap Key」をクリックするだけです。
これで少しPitchがあまい音階を補正出来ます。
動画も用意しました。
ダウンロード
登録不要でダウンロード出来ます。
上記リンクより遷移します。
Win版は上から3番目のリンクをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
VST2版のみなので、インストールフォルダは多少人によって異なります。
解凍して出てくる「mx_tune.dll」を自分で使っているVST2フォルダに入れます。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
ここまで高性能で無料というのは驚きです。
無料でピッチ補正というのだけでも珍しいのに、グラフィカルピッチ補正機能まである無料プラグインは他に無いと思います。
このデベロッパーさんも今後の活動が楽しみですね。
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