この冒頭の小ネタ兼ニュース的な内容は7日後に消します。
・KorneffAudioさんからテープディレイプラグインEcholeffe Tape Delayがアナウンスされました。
まだ価格も出ていませんが、KorneffAudioさんは良いプラグインを作るので気になります。
なお全製品12/31まで20%OFFのセール開催中です。
(割引率がちょっと渋いですねー)
・960ものSerumプリセットが24時間のみ$15のセールです。
258のMIDIファイルも入っています。
あとPITCH DROPOUTも貰えます。
・fracturesoundsさんでKontakt音源Sleigh Bellsが無料配布です。
クリスマスにぴったりのでベル音源です。
(調節はあまり出来ないようです)
さて本題です。
WaveTableでテキストを喋らせる方法の記事でFL Studioをお使いの方が「formula」を入力する所にテキスト入力が出来ないというご相談を頂き、解決出来たので、記事にしておきます。
入力しようとしてもすぐ解除されてしまい、入力が出来ない状態です。
こういうのってホント判れば大した事無いのですが、判らない時はハマるんですよね。
では早速解説していきます。
FL StudioでSerumのformulaが入力出来ない時の解決方法
原因はFL Studioのラッパーの設定でした。
歯車アイコンから「Keep focus」がOnだとこの不具合が発生します。
この「Keep focus」をOffにすると解決しました。
これだけだとちょっと物足りないので、「Keep focus」について調べてみました。
Wrapperの設定Keep focusの解説
マニュアルには「Keep focus」については以下の内容が書かれています。
プラグインがキーボード入力を盗み見ないようにする。注意:これは常に機能するわけではありません。特にブリッジされたプラグインは、フォーカスされている場合、常にキーボードフォーカスを奪います。
要は強制的にプラグインからフォーカスを奪います。
ですから入力を受け付ける様なプラグインは「Keep focus」をOffにしておいた方が無難です。
ただ、この「Keep focus」はどんな時に便利かと言うと、「Typing keyboard to Piano keyboard」を有効にしている場合です。
「Typing keyboard to Piano keyboard」はPCのキーボードからMIDIを鳴らす事が出来る機能です。
MIDIキーボードを持っていないユーザは非常にうれしい機能です。
「Keep focus」を有効にしておくとPCキーボードで演奏しながら、パラメーターの変更をする事が出来ます。(音源によって異なる)
Serumは「Keep focus」が無効でも問題なくPCキーボードで演奏しながらパラメータ変更が可能ですが、TyrellN6は見事にパラメータを変更するとPCキーボードからの入力が止まってしまい、音が止まってしまいます。
動画を用意しました。
最初「Keep focus」が無効でPCキーボードを押しつつパラメータを変えると音が消えます。
次に「Keep focus」が有効にして、PCキーボードを押しつつパラメータを変えると音は鳴り続けます。
まとめ
PCキーボードを使う方は「Keep focus」が有効の方が利便性は高いです。
しかしプラグインで入力が必要な場合等は正常に動作しない場合があるので、その時は「Keep focus」を無効にする事を覚えておけば問題無く使えます。
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