FLStudioの使い方 Burn to MIDIの解説
Chillout with Beats管理人 の yosi です。
Burn to MIDIはFL Studio 20.6で追加された機能で、MIDI出力するプラグインの出力をピアノロールに書き出してくれます。
判らない人からすると何が便利?と思われるかもしれません。
用途としてはアルペジエイター、コードアシスタンス、リフジェネレーター等の出力を一度ピアノロールに送る事が出来ます。
何のメリットがあるかと言うと、リフジェネレーターの出力をピアノロールに出す事によって、一部だけを使ったり、幾つかのリフを繋げる時にとても便利です。
言葉ですと解り辛いので、実際にやってみます。
MIDIの出力としてTransitionを使います。
Transitionについては以下の記事を参考にして見て下さい。
無料なのにとても使えるプラグインです。
Burn to MIDIを使ってみる
早速Burn to MIDIを使ってみましょう。
Transitionで適当にリフが再生されるようにします。
次にTransitionに何でも良いので打ち込みます。
(アルペジエイターの様な場合はコードを打ち込みます)
Transitionで右クリックから「Burn MIDI to」->「Current pattern」をクリックします。
Currentだと現在のパターンに出力され、Nextだと次のパターンに出力されます。
以下のように出力されます。
今回の場合だと1小節分だけですが、もう少し長くしたい場合は、2小節目にMIDIノートを打ち込めばOKです。
以下の様にちゃんと2小節分出力されます。
出力して好きな所だけ使うとか、色々出力して切り貼りなんてことも出来ますね。
Burn to MIDIが使えるプラグインと使えないプラグイン
Burn to MIDIが使える条件として、MIDI出力している必要があります。
切り分け方法はMIDI出力して他のシンセを鳴らす事が出来るかどうかです。
その為、Sektor Synthの様な内部にアルペジエイターやMIDIシーケンサを搭載しているだけのプラグインはBurn to MIDIが使えません。
使えるプラグインを簡単ではありますが、列挙しときます。
FLStudioの使い方 Burn to MIDIの解説まとめ
便利な機能ですね!
個人的にはreMIDIとかTransitionで使えるのはかなりうれしいです。
ランダムで生成し、新たに構築するといった事が簡単に出来るようになりました。
(多分今までもバーチャルMIDIを使ったら出来たのかもしれませんが)
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