FLStudioの使い方 Patcherの始め方
Chillout with Beats の yosi です。
FLStudioのPatcherって何って人向けです。
自分でPatcherのパッチを作りたい方は結構大量に記事書いていますので、こちらのタグからどうぞ。
オフィシャルの説明のGoogleさん翻訳です。
Patcherはインストゥルメントまたはエフェクトとしてロードされ、他のプロジェクトで再利用するためにインストゥルメントとエフェクトの両方を完全なユニットにまとめることができます。たとえば、お気に入りの楽器とエフェクトチェーンを設定します。単一のチャンネルまたはエフェクトスロットに無制限のエフェクトやインストゥルメントを追加することもできます。関連プラグイン:コントロールサーフェス、フルーティーレイヤー、ミニホストモジュラー。
一言でいえばモジュラーのように自由に楽器とエフェクトを繋げる事の出来るプラグインです。
Patcherはアイディア次第で色々出来ますが、まずは使ってみる事が大事だと思います。
使った事ない人は是非使ってみて下さい。
Patcherのプリセットを使ってみる
Patcherにもプリセットがあります。
Patcherは「Instrument」でも「Effect」でもインサート出来ます。
そしてどちらで起動するかでプリセットも異なります。
PatcherをInstrumentから起動
「Instrument」では以下のように7つのプリセットがあります。
一つずつサラッと見ていきます。
LyerMor
特長
Hamorを7台使った図太いベースです。
GUI上の「DIRTY」「REESE」「PLUCKED」「WUB」のON/OFFで音色をコントロール出来ます。
あまり音色変化が楽しめませんが、「DIRTY」が一番強いので、このラベルの付いているHamorのプリセット変えれば音がガラッと変わります。
かなり埋もれていますが、探しだしてください・・・
Plucker
特長
Harmlessが2台とKey Mapperでノート情報をコードに変換しているようです。
Cが入力されたら、C、D#、Gが鳴る。
「Key」のノブを回すとKey Mapperの「Base Key」が変わる事で、Keyを変えています。
この方法を使えばライブパフォーマンスでキーをさっと変えても同じ同じ演奏方法でいける?
Reezor
特長
ワンノブです。回すと一気に音に厚みが出ます。
からくりは簡単で、この一つのノブに複数のパラメータを割り当てています。
このアイディアはライブをやる人には便利だと思います。ノブ一つ回すだけで、音が複雑に変化させることが出来ます。(色々ノブを派手に動かしているように見せて、実は一つだけで操作してオーディエンスを沸かせるとか・・・パフォーマンスって大事ですよね)
設定をしっかり練る必要があります。中身を見れば判りますが、パラメータによって、どれ位動かすのかを考えてFormulaを使って調節する必要があります。(と言ってもこのパッチの中に例がしっかりあるので、簡単ですね)
SplitKit
特長
ベースがC0~B2、ドラムがC3~C4まで、ARPがB4~B6、LEADがC7~B8、PADSがC9~B10に割り当てられています。使い道は微妙ですが、ライブ用として作るならありかと思います。
Keyboard Splitterを使う事で音階事で鳴る楽器を変えています。
Vocatche
特長
正直よくわかりませんが、Vocal Synthということらしいです。
中をみるとHamorとPitcherが使われていて、Hamorには音声っぽいサンプルが読み込まれています。
入力されてMIDIノートをPitcherにも送っているので、ここでピッチの修正を行って音階を綺麗に出力しているようです。
Wobbler
特長
名前から推測出来る通り、Wobble bassを用といった感じです。
これ単体ではあまり使い道が無いと思いますが、ボタン一つでLFOのスピードを4分や8分のスピードに出来るのはライブ等では良いのではないでしょうか。
この他にPatcherを使ったリバースディレイの作成やアナログディレイの作成など記事書いていますので、気に方は是非見てみて下さい。


FLStudioの使い方 Patcherの始め方 まとめ
正直自分でも昔プリセットを一通り見て使えないかなと思ってそのままだったのですが、改めてしっかり見てみると、自分で作る為に必要な材料をプリセットとして用意してくれているような気がしました。
Patcherはライブをやる人にとっては素晴らしいツールになると思います。
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