2RuleのMIDIシーケンサプラグインTugMidiSeqの紹介
今日は2Ruleさんのちょっと変わったMIDIシーケンサプラグインTugMidiSeqのご紹介です。
TugMidiSeqはコードの音を分解して鳴らしてくれるシーケンサーです。
これは非常に面白いです。
仕組みとしてはPhraseboxと同じタイプです。
MIDIノートでコードを入れれば、構成音の何番目を鳴らすのかをグリッドで決めます。
音デモ
プリセットを鳴らしてみました。
普通にコードを鳴らしてそのあと、TugMidiSeqで鳴らした場合を動画にしました。
音源は「Phase Plant」です。
最初がコードそのままで、そのあとTugMidiSeqです。
良いですね~
ドラム足して、エフェクト掛けるとこんな感じに早変わりです。
概要
2RuleMidiSeq ( TugMidiSeq ) は、ポリフォニックなアープとseqの作成ツールです。
押されたコードの音が自動的に最低音から最高音まで並び、seqウィンドウのビートモーメントに従って音楽的なポリフォニックパターンを作成します。
円形のノートフロー表示も楽しい。パラメータ
- 各コードノートの速度は可変です
- 各コードノートのビートを変更することができます
- 各コードノートのベロシティを変更できます
- ノートの長さ可変
- 各コード・ノートのオクターブ
- コードのためのミディイン(あなたの指):-).
- ReSync
- Seq Matrix
- ランダム化
- プリセット
- チェックパターンのための内蔵SineWaveシンセ
追加機能
-既存のベロシティノブに加え、MIDI-INの “FixVel./InVel. “ボタンのベロシティを使用するオプションが追加されました。
-「低い音から高い音」への自動順序付けに加え、「入力されたMIDIノートを自動的に最も低い空白行に設定する」オプションを追加(NoteOrdered/NoteFirstInボタン)。この場合、ノートを押し上げると、対応する行が空になります(ソート・アルゴリズムは呼び出されません)。フォーマット
macOS:VST3
Windows:VST3
ダウンロード
ダウンロードはメールアドレスの登録(Gumraod)が必要です。
上記リンクより遷移し、無料で入手する場合は、「0」を入力して「これ欲しいです!」をクリック
メールアドレスを聞かれますので、入力して「手に入れる」をクリック
OS毎にダウンロードリンクが表示されます。
該当するOSのリンクをクリックします。
インストール
Winの場合、VST3なので以下のVST3フォルダに解凍して出てくる「TugMidiSeq.vst3」と「TugMidiSeqPresets.json」を入れればインストールは完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
FL Studioでの使い方
まず「TugMidiSeq」はMIDIシーケンサなので音を鳴らす為の音源が必要です。
ここでは「Phase Plant」を音源として使いました。
音源側は「Input port」を「0」にして、「TugMidiSeq」は「Output port」を「0」にします。
(数字は0でなくても大丈夫ですが、必ず同じ数字にします)
そして「TugMidiSeq」のピアノロールにコードを入力して鳴らします。
まとめ
思っていたよりはるかに良いです。
簡単にトランス系で使えるようなリフが出来上がります。
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