やっと少し時間が取れるので今回でCOSMOSの記事は最後にします。
前回までの記事はこちらです。
後日記事をまとめますので、ブックマークなどは最初の記事にお願いいたします。
今回はCOSMOS Viewについて書いていきます。
COSMOS Viewの解説
COSMOSビューでは、ワンショットのサンプルが分析されCOSMOS全体に散らばります。似たような音は近くに表示されます。マップセレクトを使用してサンプルの配置を変更することができます。これにより、COSMOS に分散させたときの音の特定の特徴に与えられる横軸の重みが変化します。
XOと殆ど同じなのですが、表示方法を変更出来ます。
表示方法は全部で5種類あります。
マニュアルに記載があるのは3種類だけなので、使用した感じで推測含めで解説していきます。
以下の3つはマニュアルに記載のあった3種です。
・Space:左側にDryサンプル、右側にWetサンプルが表示されます。
・Instrument:同じ楽器のサンプルは同じ “銀河 “に分類されます。
以下の2種類は推測が含まれBrightness:左側に暗い音、右側に明るい音が配置される。ます。
・Dynamics:左側は音量変化が多い音、右側は音量変化が少ない音が表示されます。
Brightness
Brightness:左側に暗い音、右側に明るい音が配置される。
このモードがXOに近いように感じます。
特に画面上部の「Gradient」を「OFF」にすると色合いも近くなります。
(そしてこちらの方が使い易いと思います)
「Brightness」で「Gradient」を「OFF」だと赤系がKick、オレンジ系がSnare、黄色系がHiHatという感じです。
Space
Space:左側にDryサンプル、右側にWetサンプルが表示されます。
Dry、Wetと言うよりリバーブのテイルで判断している様な感じです。
フェイドアウトしている様なサンプルだと右側に表示される感じです。
Instrument
Instrument:同じ楽器のサンプルは同じ “銀河 “に分類されます。
Instrument(楽器)毎に表示されます。
右に行くほど音が高くなり、上に行くほど音が短くなっているようです。
Saturation
Saturation:左側に歪の少ない音、右側に歪んだ音が表示されます。
「Saturation」も上に行くほど音が短くなっているようです。
(結構曖昧)
Dynamics
Dynamics:左側は音量変化が多い音、右側は音量変化が少ない音が表示されます。
上に行くほど長いサンプルが表示されているようです。
まとめ
無料で使えるサンプル管理ソフトとしてはかなり良いです。
ただXOの代わりになるかと言うと、そうでもないです。
(類似音を探したり、Kit作ったり、パターンをさっと作ったりは出来ない)
ご指摘頂きました。
類似音は右上のサンプルの波形が表示されている所の▼▲から出来ます。
(正確には近接のサンプルが選択されるので、表示方法によって類似する傾向が異なるかと思います)
なおその辺の補完はLoopcloud DRUMで出来ます。
XOを持っていない方はCOSMOSを使うと良いし、XOを持っている方はKit作ったりするのはXOを使う方が良いかと思います。
あと別枠でCOSMOSに関する記事は書きます。
コメント
Piano Overlord超良いですね!
紹介ありがとうございます。
良かったです!
あまり頻繁にはご紹介出来ませんが、少しずつご紹介していきますね。
更新お疲れさまです!
類似音サーチはできますよー。DAW LESSONさんの動画のその機能を紹介してる部分貼っておきます。
https://youtu.be/c9FJ-dwWxTs?t=448
でも、おっしゃる通り完璧ではないですよね。
結局良いサンプル持ってなければ良い音を探せないので、LoopcloudやSpliceで足りる人も多そうです。
この2つも類似音サーチできますからね。クラウドなんで遅いですけど。
ご指摘ありがとうございます!!
修正しときます。
そうなんです、遅いんですよね。
遅いのがちょっと使い辛いくてLoopcloud、Splice使わなくなってるんですよね。
ただCOSMOSと相性の良いプラグインを探していたんですが、Loopcloud Drum超良いです。
Kit生成機能が付いているし、パターンもジャンル特化されていて使い易いしで今一押しです。
XOはちょっとパターンがイマイチなんですよね。
ほうほう。
パターンは今のところStochasで自作してるので、Loopcloud Drumとの連携も考えてみますかね。
Stochasキックとスネアとそれ以外とかMIDIチャンネルを4つ持てるのでBitwigとの相性いいんですよねぇ。(ルーティングで悪いことできますw)
でも、最終段でStochas使えばいいのでラフで使えるパターンシーケンサーみたいに使えるなら試してみたいかも。
なるほど、そんな使い方もりなんですね。
Stochasはあまり深くは使っていないので使ってみます。
(本当はもう一つ記事を書く予定だったんですが、忙しくなって流れていった過去があります・・・)